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ダイキン、大卒初任給5000円引き上げ ベアは3000円

   ダイキン工業は、春季労使交渉でベースアップに相当する月3000円の賃金改善を実施することを決めた。2014年3月13日、労働組合に回答した。初任給も引き上げ、大卒の場合で5000円アップの22万円とする。

   同社では定期昇給分とベースアップ相当分を合算して交渉しており、月8000円の賃上げを求める労組に会社側が満額回答した。ベア相当分の賃金改善の実施は2年連続。年間一時金は組合員平均で前年比3%増の177万円とする。

   同社の2014年3月期は、連結経常利益が6年ぶりに過去最高となる見通し。ベースアップで社員のやる気をさらに引き出すとともに、初任給の引き上げで優秀な人材の確保に動く。