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高校生よ、これが「バブル景気」だ 高卒就職率、21年ぶり「96%超」

   高校新卒者の就職率(就職希望者に対する割合)が、21年ぶりに96%を超えた。2014年春に卒業した高校生を対象にした文部科学省の調査(3月末現在)で、前年同期比0.8ポイント増の96.6%となった。96%を超えるのは、バブル期(余波が残る崩壊直後)の1993年3月(96.9%)以来。

   同省が2014年5月16日、発表した。バブル期の1990年、91年(3月)には、それぞれ98.2%、98.3%を記録した。その後、2002年3月には87%を割込み、86.3%まで落ち込んでいた。

   また、厚生労働省が発表した高校新卒者の就職内定率(学校や公共職業安定所からの職業紹介を希望した生徒を対象、14年3月末現在)は、前年同期比0.6ポイント増の98.2%で、やはり「1993年3月以来21年ぶり」に98%を超えた。