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社会人「ぼっち」の涙ぐましい努力 休憩時間が怖い!?

   昼休みにひとりぼっちで食事をしているところを見られるがつらい、友達がいないと思われるのが苦しい……大学生の間で、そんな「ぼっち」恐怖症とも言うべき不安が一部で広がっていることが、ときおりマスコミやネットで話題となる。

   しかし、「ぼっち」は何も大学生だけの現象ではなかった。社会人にも、「ぼっち」を意識している人がけっこういるようだ。それも、グループ行動好きな傾向もある女子ならまだしも、20代の男性若手社員の間にも広がっているというから、ちょっとした驚きだ。

「自分から誘ったら?」の声も

   Web R25「20代男性 職場ぼっち経験者5割越え」(2014年5月15日配信)によると、20代男性会社員200人への調査で、過半数の103人が、「休憩中、誰も話しかけてこない」「ランチに誘われない」「挨拶しても返されない」「終業後、飲みに誘われない」などをきっかけに、「会社で『ぼっち』を感じる/感じたことがある」と回答したのだとか。

   ツイッターでは「えっ、どれも普通なことなんですけど…」「そんなに職場ぼっちって恐い?俺なんかいつも昼飯は一人だし、雑談なんてほとんどしないけど」など驚きの声が。

   このように、「ぼっち」が苦にならないという人も確実に存在する。同アンケートでも、「(ぼっちでも)困る場面はない」と答えたぼっち受容派が26%もいた。

   同アンケートの回答の中には、「会社で(隠れて)便所飯」「周りが雑談で盛り上がっている休憩中、『ぼっち』すぎていたたまれなくなり、10分くらい通話中のふりをしていた」など涙を誘うような例もあったようだ。

   「くだらない。周りの目を気にしてずっと生きていくのかね。誘われなかったら、誘ったらいいじゃないですか。居心地が悪いなら、仕事場を変えるとかさ。いい大人なんだから……」と呼びかける声もツイッターで見受けられた。(NF)