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夏ボーナス伸び率「バブル期」超え 「よし焼肉だ!」派VS「どこの国の話ですか?」派

   暑さも増し、夏のきざしを感じる今日この頃。会社員にとっては夏のボーナスが気になる時期だ。

   経団連が2014年5月末に発表した調査結果によると、大手企業の今年の夏季ボーナス支給額は、平均88万9046円。昨夏に比べ8.8%の伸びとなり、バブル期の1990年(8.36%増)を超える、景気のいい数字となった。

「順番として大企業から、は当然」の声も

今夜は、焼肉?それとも…
今夜は、焼肉?それとも…

   このニュースに対し、ツイッターでは、

「どんどん波及しますよーに」「よし焼肉行こう」「今まで控えていた『ちょっとした贅沢』を再開する人が増えるかも」「こういう明るい空気が購買意欲をそそるのだ」

といった、「ボーナス増」を歓迎する書き込みも見られた。

   もっとも、今回の調査対象は、大手企業(原則として従業員500人以上で東証1部上場の企業)240社。中小企業は含まれていない。ネット上でも、

「これは違う日本のお話だな(白目)」「アベノミクス! 一部大企業で盛り上がっているね」「伸びてんのってどこだよ。実感なすぎ」「貧富の格差が拡がっている事の証明」

と、「ボーナス増」の恩恵を受けていないという反応が目立った。

   あるツイッターのつぶやきでは、「順番として大企業から上がっていくのは当然だと思う。大企業さえ上がらなかったらお先真っ暗だ」という指摘もあったが、「順番」がちゃんと自分たちまで回ってくるという実感を持てない人が少なくないようだ。(RH)