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6月の有効求人倍率、1.10倍に上昇 22年ぶり高水準

   厚生労働省が2014年7月29日に発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.01ポイント上昇の1.10倍と、バブル経済が崩壊して直後の1992年6月(1.10倍)に並ぶ22年ぶりの高水準となった。改善は19か月連続。有効求人数が3か月連続で増加した。

   雇用の先行指標となる新規求人倍率は1.67倍で、前月に比べて0.03ポイント上昇した。改善は4か月ぶり。前年同月と比べた新規求人数(原数値)は8.1%増加した。業種別にみると、医療・福祉は15.3%増、製造業は14.2%増と増加が目立った。

   都道府県別で最も有効求人倍率が高かったのは愛知県の1.57倍、最も低かったのは沖縄県の0.68倍だった。