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ベトナム人の看護師・介護福祉士、「初の就労」

   日本に入国したベトナム人看護師21人と介護福祉士候補者117人が、2014年8月15日から、受け入れ先の病院や介護施設での就労を始めた。日・ベトナム経済連携協定(JVEPA)に基づくもので、第1陣の138人が約2か月半の研修を修了した。

   経済連携協定(EPA)に基づく受け入れは、2国間の経済活動の連携強化の観点から、外国人の就労が認められていない分野で特例的に行う。

   ベトナム人看護師・介護福祉士の受け入れは初めてのケースで、候補者は千葉県の施設での日本語研修や看護・介護の導入研修を終えた。今後は、病院・介護施設での就労、研修を通じて、看護師・介護福祉士の国家試験合格を目指す。

   なお、外国人看護師・介護福祉士候補者の受け入れは、インドネシアとは2008年度から、フィリピンとは09年度から毎年行っている。