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「しまった!会社の飲み会で飲み過ぎた」を乗り切るテクニック

   酒を飲みながら上司や同僚と親睦を深める「飲みニケーション」は、もはや死語と化している観もある(?)。「業務時間外に気を遣うのが嫌」「何で好きでもない人と飲まなきゃいけないの」などと、主に若手社員が敬遠する風潮が続いている。

   そんな中でも、元々酒が好きだったり、体育会系で先輩に気を遣うのが自然な環境で育ってきたりしたという若手社員は、少なからず頑張って会社の飲み会に参加しているようだ。もっとも、「飲める後輩」なりに悩みもあるようだ。

「テンションが高くなり過ぎたかなぁ」1年目社員が反省

飲めればいいってもんじゃない!?
飲めればいいってもんじゃない!?

   「Yahoo!知恵袋」には、「会社の飲み会で飲み過ぎたかもしれない・・・」というお悩みが投稿されていた(2014年11月8日)。

   相談者は入社1年目の25歳女性で、学生時代は酒で失敗したことも多く、会社の飲み会では飲み過ぎないように気をつけていたという。

   しかし前日の飲み会では、自分以外の7人が全員かなり年上の男性で、みんな酔っ払っていたのにつられてつい飲み過ぎてしまったそうだ。

「吐いたり具合悪くなったりはしてないし、記憶もあるのですが、ちょっとテンションが高くなり過ぎたかなぁと反省してます。そのあと同期の飲み会の二次会にも飛び入り参加して、そこでもハイテンションのまま周りに絡んでしまいました」

   相談者は周りに引かれてしまったか心配なようで、「月曜日に職場で謝罪すべきですか?それともこの場合はお礼だけで済ませるべきなのでしょうか」とアドバイスを求めている。

「話が面白かったとヨイショ」「仕事頑張ると表明」というテクも

   回答欄には、

「コイツ、誘うとおもしろいな!そう評判になります。これから誘われることが多くなります。酒の席なら、そういう女性は楽しいもの。明るく『ごちそうさまでした!!』で職場の雰囲気も士気も上がると思います」
「別に迷惑をかけてるわけではないので謝る必要はありません。『先日はすごく楽しかったです、ありがとうございました。また誘ってください。』でいいと思いますよ。付き合いや飲む時の態度が悪いより、よほどマシです」

など「何も悪くないから謝罪はいらない」という意見、

「一応謝罪するのが無難です。お酒の席の事だから誰も怒ってないでしょうけど。どうせ、『気にするなよ~。』みたいな返事が返ってくると思いますけど」
「まずは一番上司のひとのとろに行って、金曜日はご迷惑をおかけしました。すみませんでしたって神妙な顔で謝るのがいいと思います。そして一応みんなにも。その反応で皆がどのように思っているか分かります。まあ大抵悪く思ってはいないと思いますが」

と謝罪をすすめるアドバイスが寄せられている。結局相談者はお礼と謝罪をすることにしたようだ。

   コラムサイト「オトメスゴレン」には、「ハメを外しすぎた飲み会の翌日に上司にするべきフォロー8パターン」というコラムが掲載されている(2014年4月28日)。

   お礼や謝罪のほかに、「『お話が面白くて、つい飲み過ぎました』とヨイショする」「『昨日ご迷惑をおかけしたぶん、仕事を頑張ります!』と決意表明をする」といったテクニックが紹介されている。

   どれくらい飲めるのか、飲み過ぎたと思ったらどうすればいいかという対処は、職場の雰囲気によっても変わってくるだろう。その空気が読めて初めて「飲みニケーション」上級者といえる・・・とすると、やっぱり「飲みニケーション」はちょっと厄介な、いや複雑な文化??(MM)