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自虐的「クリスマス残業」 「夜景の一部となり全力でカップルを楽しませる!」

   12月といえば「クリスマス」という一大イベントがある。しかし2014年はイブの24日が水曜日、25日が木曜日とド平日。年末のかきいれ時ということもあり、ちょうど忙しい時期というビジネスパーソンは多いだろう。

   ここ数年は「社畜が働いているオフィスの明かりがクリスマスの夜景の一部となっている」という自虐ネタが定番になっているが、今年はどうやら「リア充」の人々も「クリスマス残業」に嘆いているようだ。

社畜サンタによる「クリスマス残業」プレゼント

今年も夜景の一部になるとするか...
今年も夜景の一部になるとするか...

   ツイッターを眺めていると、クリスマスについてこんな悲鳴が相次いでいる。

「今年のクリスマスは中止になりました しかも社畜上司サンタのサビ残業と言うプレゼント付きwwwwwwww」
「クリスマス残業...良いのさ、予定なんて無いもの(泣)」
「僕には残業っていう恋人がいるのでクリスマスは寂しくありません」

   中には「クリスマスはカップルの為に沢山残業して夜景の一部になりまする」「クリスマスは深夜まで残業することでビル街の夜景の一部となりカップルを楽しませることに全力を尽くしたい」と、「リア充」への奉仕精神にあふれる書き込みもある。

「恋人と会う予定ない」未婚男女は44%

   しかし「クリスマスなんて関係ない」のは「リア充」も同じだった。

   アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲイン(東京・港区)は14年12月9日~10日にかけて、20~30代の未婚男女1000人を対象に「クリスマスに関するアンケート調査」を実施。結果を12月15日に発表した。

   「今年のクリスマスイブに恋人と会う予定があるか」という質問に、「今のところ、会う予定はない」と回答したのは44%。遠距離恋愛中のカップルでは67.8%にのぼった。会わない理由は、「仕事の都合があるため」が76.2%と断トツだった。

   「恋人がいる奴はいいよなー」なんて愚痴っている人もいるかもしれないが、働いていれば恋人がいようが営業日には当然仕事をしなければならないのだ。「クリスマス(イブ)の夜も仕事だ」と言う人に「この人も恋人がいないのか、仲間だ!」と考えるのは早計だ、というのも頭に入れておきたい。(MM)