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「売り手市場」の就活本格スタート 会社説明会が解禁

   2016年春の採用に向けた企業の会社説明会が2015年3月1日に解禁され、大学3年生らの就職活動が本格的にスタートした。日本経済団体連合会のルール変更によって、会社説明会の解禁が12月から3月に3か月後ろ倒しになり、面接などの選考活動の解禁も4か月繰り下げられ、4年生の8月1日に変更された。正式な内定はこれまで通り10月1日に行われる、「短期決戦」となる。

   人手不足を背景に企業の採用意欲は高く、学生優位の「売り手市場」が続いている。大学4年生の就活はおおむね順調で、14年12月時点の就職内定率は前年同期より3.7ポイント増の80.3%と4年連続で上昇した。

   一方、外資系企業や中小企業など、経団連に加盟していない企業の中にはすでに採用活動をはじめているところもある。