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「美容部員の正社員採用」復活 資生堂

   化粧品メーカー大手の資生堂は、競争が激しい国内販売の向上を図るため、百貨店などで対面販売を行う「美容部員」を2016年4月入社から、11年ぶりに正社員として採用する。2015年4月27日、発表した。500人を新規採用するほか、国内の約1万人の美容部員のうち、2000人の契約社員も2017年までに正社員として登用する。採用者数は最近の10年で最多となる。

   ブランド価値を消費者に伝えるうえで、美容部員による接客が重要と判断した。資生堂は過去10年、働き方の多様化に対応するため契約社員として美容部員を採用してきた。今後は意欲向上などを狙い、正社員として定期採用していく方針。定年退職もあるため美容部員の総人件費は増えない見通し。

   具体的には、全国を7つの地域に分けて、原則採用された地域で働いてもらう方針。

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