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母親からの爆笑メッセージ 「スマホに悪戦苦闘」の姿が目に浮かぶ

   機械オンチの母親にスマホを持たせた結果・・・ 操作ミスの動画が微笑ましいと話題

   みなさんの親は、ガラケーからスマホへの移行は完了しているだろうか。筆者の親は昨(2014)年スマホを持ち始めたのだが、便利になったからか連絡を取る機会が増えている。

   これはとてもいいことなのだが、やはりそれまで「テクノロジー」とは縁遠かったひとがスマホを使いはじめると、ときに「変な」メッセージが送られてくることもあるだろう。

その絵文字は・・・

メッセージが空欄なのだが・・・・・・
メッセージが空欄なのだが・・・・・・

   スマホなどで知られるサムスンが、そんな母親たちから変なメッセージを微笑ましい動画にまとめ、2015年5月6日にYouTubeで公開。1週間も経たずに約100万再生に達した。

   その1分の動画では、いくつかのエピソードが紹介されている。もしかしたらみなさんも心当たりがあるかもしれない。たとえば・・・

   インスタントメッセージアプリなのに、メールのような長文のメッセージや、なぜか空欄のメッセージが連続して送られてくる。ガラケーの癖が抜けきらなかったり、ボタンの操作に苦戦したりしている母親の様子が目に浮かぶ。

   「あなたの兄弟を 『ハッシュタグ』 するにはどうしたらいいの?」という意味不明な質問。「お父さんの 『セルフィー写真』 を撮ったわよ」と言って、父親を自分が遠くから撮った写真が送られてくることも。ネット用語を間違って覚えてしまったようだ。

   また、おそらく大文字と小文字を切り替える方法が分からなかったのだろう。「CAN YOU TALK??(今話せる??)」と、叫んだり怒っているときによく使われる大文字の文章が突然送られてきたりもする。

   これに対して「どうして叫んでるの?」と質問すると、「I'M NOT CAN YOU HEAR ME??(叫んでないわよ!もしかして私の声が聞こえてるの??)」と、また大文字の文章が送られてくる。もちろん声が聞こえるはずもなく。

   極めつけには「アイスクリーム食べたい?」の文章のあとに付いている絵文字が、アイスクリームではなく、「うんち」の絵文字・・・。動画は、あきれた子どもがメッセージで返信するのではなく、電話をかけるところで終わる。親子のやりとりが微笑ましい。

   この動画は、母の日にあわせて制作されたもの。きっと母親も電話で声を聞かせてあげた方がよろこぶだろう。サムスンが伝えたいであろうフレンドリーなイメージが、よく表現されている。一方で、親世代にはスマホは使いこなせない(?)というメッセージが伝わりはしないだろうか、と少し心配だが・・・(岡徳之