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「非正規を正社員に」 厚労相が経団連などに要請

   塩崎恭久・厚生労働相が経済界に、パートや派遣社員などの非正規雇用労働者の正社員への転換と待遇改善に向けて協力を要請した。2015年10月28日、日本経済団体連合会の榊原定征会長、経済同友会の小林喜光・代表幹事と相次いで会談して伝えた。   非正規労働者の正社員への転換は、6月に閣議決定された「日本再興戦略」にも盛り込まれており、正社員化を進めることで雇用の質を高め、生産性の向上を図る狙いがある。

   塩崎厚労相の要請に、榊原会長は「不本意ながら非正規で働いている社員の正規化に、経済界として協力したい」と応じた。小林代表幹事も「活力ある社会を永続するには今がチャンス」と述べ、待遇改善に前向きに対応する意向を示した。

正社員に
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