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忘年会で「不快」な代表的場面 だから私は「いらない」派

   2015年も忘年会シーズンが到来した。職場の忘年会があるという人には、そろそろ出欠確認などの連絡が回り始めている頃だろう。

   年の瀬の恒例行事だが、「参加したくない」という声は根強い。最近の調査では「会社の忘年会はいらない」と考えているビジネスパーソンが過半数という結果が明らかになった。

費用が会社持ちなら行くけど・・・

   調査を実施したのは、女性向けサイト「マイナビウーマン」だ(15年11月19日結果公表)。

忘年会はつらいよ・・・
忘年会はつらいよ・・・

   「会社の忘年会は必要だと思いますか?」という問いに対し、「必要」が43.6%、「必要じゃない」が56.4%と、「不要派」が過半数という結果になった(調査は15年11月、22~39歳の社会人男性104人を対象にウェブアンケートで実施)。

   これに対し、ツイッターでは

「間違いなくストレスを溜めるだけなので止めてください。100%不要です」
「無礼講なんて大きな心を持つ上司がいない!職場以上におべんちゃらが見えて不快!何でそんな光景見なきゃいけないの?楽しいのは上の人だけ!」
「いくら会社からお金が出ようが、無給で拘束されている以上、悪しき風習。仕事を円滑にすすめるためのコミュニケーションは、業務時間内にしましょう」

など、「不要派」への賛同が相次いでいる。

   現状参加しているという人からは、

「自分の場合、費用が会社持ちなので参加しているけど、そうでなければ参加する気はない」

と、「自費なら行かない」という意見が。不要派に対し「会社の金で飲み食い出来る機会と割り切るんだ」という声もあった。

「別の部の忘年会に呼ばれるのが嬉しくてハシゴしちゃう」

   過半数どころではない数の「忘年会は嫌!」という声が上がってしまっているが、「不要とまでは言えない」との考えもあるようだ。

「忘年会自体を反対することはない。強制することに問題があるだけ。行きたくない人は行かなければよい」
「飲めない人間に強制参加は『アルハラ』でしかない。ストレスで体調不良になったことがあるよ」

と、忘年会を実施するにしても「強制参加はやめるべき」という声が上がっている。

   このほか、

「別の部の忘年会に呼ばれるのが嬉しくてハシゴしちゃう。社員とは接点を持ち続けていたいから忘年会も大事な機会なんです」

という「必要派」の投稿、

「同僚が一緒に飲みたい人たちかどうか、に尽きますね。忘年会に行きたい職場、行きたくない職場がある」

という「ケースバイケース派」の投稿もみられた。(MM)