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「職場のおっさんと私生活まで関わりたくない」 ドライブ誘ったらこうなった

   仕事がある日はクタクタ。休日くらい、部屋にこもって休みたい若手と、アウトドアでリフレッシュを求める管理職層。疲れをとる方法にも、「世代差」があるらしい。

   メディケア生命保険(本社・東京)が、全国20~29歳で、役職をもたない会社員・公務員(=若手)500人と、30歳以上で課長クラス以上の役職をもつ会社員・公務員(=管理職)500人、計1000人に対してアンケートを取ったところ、「休日のリフレッシュ方法」で、明確な違いが出た。

若手では「睡眠」が断トツトップ

ドライブに・・・
ドライブに・・・

   調査では、複数回答で「休日のリフレッシュ方法」を聞いている。若手では「睡眠」が49.6%で断トツトップ。次いで「買い物」が39.4%、「音楽鑑賞」が24.2%、「映画・DVD鑑賞」が23.2%、「ネット動画鑑賞(YouTubeなど)」と「友達と過ごす」がともに23%だった(「若手と管理職の意識調査」2015年11月11日)。

   一方、管理職では、調査対象の年齢が高いせいか、「家族と過ごす」(33.6%)や「睡眠(寝だめ)」(32.2%)が3割強、次いで2割台で「スポーツ・運動」(27%)や「お酒・飲み会」(24.8%)、「映画・DVD鑑賞」(21.8%)、「ドライブ」(20.4%)などとなっている。若手は、「睡眠(寝だめ)」や「音楽・映画・DVD鑑賞」、「ネット」「ゲーム」など、比較的、体力を使わずにすむ方法が多いのに対し、管理職層では「スポーツ・運動」「ドライブ」「温泉」など、エネルギーやお金を使う、アウトドア派が目立つ。

   ツイッターでは、若手ビジネスマンとみられるアカウントが、「寝だめは休日、ついついやってしまうんだよねー。ただただ体がだるいからいつもよりも長く寝てしまう・・・」とか、「とりあえず平日は4~5時間寝れれば問題ないからOKでしょ(ほんとか)。休日に寝だめするし。1番早死にする生活リズムらしいけど」など、やや自虐的につぶやくのが見つかった。

「アウトドア派の上司、苦手すぎ」

   一方、割と年齢が高めの層のネット反応を見てみると・・・「このところ休日返上で仕事でしたので、 昨日は時間ができたので気分転換にドライブ」とか、「オッサン風邪ひいてました。なのに仕事フルからの休日出ていって、これから旅行・・・」など、結構活発な声も見つかった。病み上がりなのに旅行とは、結構エネルギーを消耗しそうだ。

   そんな年長世代に、やや引き気味の若手も、少なくないのかもしれない。ツイッターでは、「ある日上司に、『君も何か趣味を持ちなよ』って言われた。ゲームと漫画って言ったじゃん!アウトドアじゃないと趣味とみなされないのか・・・」と、やや憤慨気味の人もいれば、「スポーツマン、アウトドア派の上司全体的に苦手すぎる」と、小さくつぶやく人もいた。

   中には、こんな声も・・・「職場のおっさんと私生活まで関わりたくはない。ドライブとかほんと『家族と行け!』だし、私は車酔いするから無理だし、ほんとほっといてほしいわ。休日ぐらい仕事の人と会いたくないっつうの」上司の皆さん、部下との「休日」には、ちょっと注意が必要かも・・・!?(KH)