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「婚約指輪で就活が有利に」説を追う 根強い「不利」派も

   2017年卒学生の就職活動が解禁になった(16年3月1日)。早速、色んな企業の説明会参加に勤しんでいる人は多いだろう。

   今後の参考にすべく、就活を終えた先輩らの声を集めている学生も少なくないだろうが、そんな「先輩の経験談」で意外なものが話題になっている。「婚約指輪で就活を乗り越えた」というのだ。

婚約指輪=すぐ辞めそう?

   話題になったきっかけは、ツイッターに投稿されたこんな画像だ。

   新卒時の就職面接にはアクセサリー類は外して臨むという考えが一般的で、この「必携アイテム」は多くの人に驚きを与えたようだ。

「婚約指輪だろうが就活に指輪付けるって『それ就活舐めてる?』ってならないの?」
「就活時期から婚約指輪とか付けてたら、絶対人事に煙たがられるでしょ(配属とか含めて面倒だし)」
「就職活動中に婚約指輪とかしてたら、すぐ寿退社か産休取られると思われる可能性があるぞ」

など、否定的な意見が相次いで書き込まれている。

   一方で、

「婚約指輪=すぐ辞めそうって思われる社会の闇よ...育児休暇が社会全体に早く浸透して欲しいね」

と、「婚約指輪で就活が不利になる」というような考えには疑問を呈する向きもある。

「はずしておいたほうが無難」とのアドバイスも

   ツイートに添付されていた画像は、「大阪大学生のための就職情報ネット2017」内「先輩たちの就活成功レポート」に掲載されていたものだ。

   ほかの先輩たちの「就活必携アイテム」には、「スマートフォン」「手帳」「腕時計」といったものから、就活中の人の反応や自分の考察、感動した言葉や気になる表現をまとめた「ノート」などが挙げられている。

   ちなみに「マイナビ2016」では、女子学生の指輪については

「みなさんのプライベートを想像しやすいアクセントになりますので、面接官に余計な詮索や誤解を与えないように、はずしておいたほうが無難」

とされている。(MM)