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早期退職募集に計画上回る応募 経営再建中の東芝

   経営再建中の東芝は、2016年1月から募集していた社員の早期退職優遇制度に、3449人の応募があったと4月15日に発表した。これにより、早期退職を含む人員削減数は、当初計画の1万840人を3610人上回る1万4450人となった。関連費用として約420億円を2016年3月期連結決算に計上する。

特別加算金、再就職支援も

「私も!」って40歳未満の人は対象外
「私も!」って40歳未満の人は対象外

   早期退職の対象は、キヤノンへの売却を決めた医療機器子会社を含む「ヘルスケア」などの4部門の、満40歳以上で勤続10年以上の正社員。退職金とは別に「特別加算金」を支払うほか、希望者には再就職を支援する。

   応募者の内訳をみると、システムLSI(大規模集積回路)などを手がける電子デバイス部門が最も多く2058人。パソコン事業などのライフスタイル部門は1086人だった。