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スカイツリーが「夜景遺産」に 「スケールが絶対無二」と評価

   東京スカイツリー(墨田区)の展望台から見える夜景が「日本夜景遺産(施設型夜景遺産)」に認定された。運営元の東武タワースカイツリーが2016年8月3日に発表した。

ランドマークを一望に

天望デッキから東京の夜景を望む(C)TOKYO-SKYTREE
天望デッキから東京の夜景を望む
(C)TOKYO-SKYTREE
 

   日本夜景遺産は、一般社団法人「夜景観光コンベンション・ビューロー」による夜景認定ブランド。「すぐれた普遍的価値をもつ夜景」「誰もが楽しめる夜景地」をテーマに、8つの基準をクリアした日本各地の魅力ある夜景を認定している。2004年のスタート以来、毎年10~20か所の「夜景遺産」が誕生している。

 

   東京スカイツリーは2016年度の新規認定地に選ばれた。地上高634メートルと、電波塔としては世界第1位の高さを誇るスカイツリーは、高さ350メートルに「天望デッキ」、高さ450メートルに「天望回廊」を持つ。東京タワーや浅草寺など都内のランドマークを一望にできるほか、隅田川の舟運や高速道路を走る車の行き来を俯瞰して楽しむことができる。

 

   認定団体は「夜景観光促進の将来性への期待」「夜景スケールの絶対性、無二性」といった観点から同展望台を評価。これを受け、東武タワースカイツリーは「今後も東京スカイツリーでは、美しい夜景がご覧いただける、日本を代表する施設の一つとして東京一円の夜景観光の魅力を国内外に発信してまいります」とのコメントを発表した。

 

   2016年度は他に、いいやま灯篭まつり(長野県=ライトアップ夜景遺産)、日本平(静岡県=自然夜景遺産)、横手の雪まつり(秋田県=歴史文化夜景遺産)など全国7か所が新たに認定された。