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鉄関連会社がミドリムシ商品化 50種類以上の栄養素を含む

   神戸製鋼のグループ会社、神鋼環境ソリューションは2017年1月16日、ミドリムシ(ユーグレナ)を用いた食品事業を開始すると発表した。ミドリムシはワカメや昆布などと同じ藻の一種で、50種類以上の栄養素を含んでいる。また、細胞壁をもたないため消化しやすく、摂取した際の吸収率も高い。化粧品やバイオ燃料への利用も期待されている。

  • ユーグレナグラシリスEOD-1 乾燥粉末
    ユーグレナグラシリスEOD-1 乾燥粉末
  • ユーグレナグラシリスEOD-1 乾燥粉末

高品質な品を安定生産

   神鋼環境ソリューションは、2014年にミドリムシの本格培養が始め、商品化に向けて培養技術の改良を進めていた。

   商品として販売される乾燥粉末「神戸ユーグレナ」は、無菌状態のプラント内で培養されたミドリムシを材料とするため、天候に左右されずに高品質な品を安定生産できるという。