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働く女性の華麗なる生活 お小遣いは「月5万円以上」が半数

   夏のボーナスを手にした人は少なくないはず。「今月はお小遣いが増えるかな?」と、楽しみにしている男性諸氏も多いのではないだろうか。

   ところが、そんな思惑とは無縁の、悠々自適な生活を送っている人たちが一定程度いるらしい。

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20代後半、年収400万円以上の女性は「お金持ち」

   アンケートモニター会員サイトの「マクロミル」が半年に一度、一般消費者3万人を対象に持ち物や嗜好など、さまざまな価値観を調査している「ブランドデータバンク」調査によると、「20代後半で平均年収400万円以上の女性」の既婚率は30.9%、親と同居している女性は26.1%となった。

   さらに、お小遣いを含めた「1か月に自由に使える金額」をみると、「10万円以上」と答えたのが24.5%、「5万円以上10万円未満」は31.4%。平均すると「5万9100円」にものぼった。

   趣味について聞くと、1位が「国内旅行」の41.5%。2位は「ショッピング」で34%、3位が「海外旅行」の33%となり、思う存分にお金を使っているようすがうかがえる。

   また、日常生活をみると、カフェ・ファストフード分野で好きなお店は1位が「スターバックスコーヒー」の41.5%。2位が「ドトールコーヒー」の16.5%、3位は「タリーズコーヒー」の11.2%。「ちょっと休憩」するのにも、商品単価の高い「スタバ」を好んで利用しているのかもしれない。

   この華やかな生活ぶりは実家暮らしの成せる技なのか、それとも安定した職に就いているからなのか――。いずれにしても、ふだん家計を第一に考え、切り詰めた生活を送っているサラリーマンとは無縁といえそうだ。

サラリーマンのお小遣い、月4万円に届かず......

   20代後半、年収400万円以上の女性の生活ぶりに、ツイッターでは、

「都会の実家暮らしの人がうらやましい」
「高学歴女子に一般職が人気らしいけど、それ選べるのは実家暮らしのお嬢さんだけだからね...。もう生まれた時点で全部決まってんだよ、って思っちゃうのは田舎育ちの引け目を感じすぎだろうか」
「毎日カツカツです。地方出身者は生きていけない」
「バリキャリ女子になりたいんだけど、今の会社にいても、私のなりたい自分にはなれないかもな...転職するような気がする」

と、うらやむ声があがっていた。

   さらに働くお父さんたちからも、

「オヤジの小遣いより娘のほうが多いって~」
「父の月の小遣いよりはるかに多い、娘のお年玉の総額」
「妹の娘の月の小遣い 7万円。実家通い大学1年生。ふだんの月の俺より多い」
「娘達にピアノとバレエは先行投資で、夫の小遣いはカット対象。日本って、全然女性の地位高いよって思った」
「毎日朝から晩まで大変な接客して、働いたお金を娘に何千万と注ぎ続け、なのに家では妻子にバカにされ、多くない小遣いの中で買った全部で1万円もしないプラモデル5個を『4個捨てましょう』だの『100円で売っちゃえ』だの。お父さん何のために働いてるの」

といった悲哀のにじむ声が上がっていた。

   ちなみに、新生銀行の「2017年サラリーマンのお小遣い調査」(4月7日~9日実施、有効回答は20~50代の男女2714人)によると、サラリーマンの毎月の昼食代を含む、お小遣い額は平均3万7428円。前年より445円減って、1979年の調査開始以来2番目に低い金額(最低額は1982年の3万4100円)となった。