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「佐川急便」12月に上場 残業代の未払い問題「影響なし」

   佐川急便の持ち株会社であるSGホールディングス(HD)が、東京証券取引所に新規上場する。東証が2017年11月6日、上場承認を発表した。

   上場日は12月13日。東証1部に上場するとみられ、2017年の新規株式公開(IPO)としては最大規模となる見通しだ。

  • SGホールディングスが上場
    SGホールディングスが上場
  • SGホールディングスが上場

「アジアを代表する総合物流グループを目指す」

   SGHDが想定する1株あたりの売り出し価格は1580円で、売り出し株数は7158万2900。時価総額は、単純計算で約5000億円にのぼる見込み。売り出し価格は12月4日に決まる。

   上場を踏まえ、今後の展開について同社は、11月7日のJ‐CASTニュースの取材に「アジアを代表する総合物流企業グループを長期的に目指す」と話した。

   また、同社は17年6月の上場申請後に、トラック運転手への2億円もの未払い残業代問題が発覚。これについては、「上場に影響はないものと考えています」と述べた。

   SGHDの上場承認について、ツイッターでは、

「佐川いよいよ上場承認されたのか。規模的には第一部なのかな」
「おお、佐川上場すんのか」

と、期待するような声もあれば、

「佐川って上場してなかったんだ」

など、「佐川急便」が未上場だったことに、「意外」との反応もみられた。