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ロイホ、2018年から「定休日」導入 会社、お客、従業員の「三方よし」

   ファミリーレストランの「ロイヤルホスト」を運営するロイヤルホールディングスが、2018年から定休日を設けることがわかった。同社コーポレートコミュニケーション室の担当者が17年11月27日、J‐CASTの取材に明かした。

   全国220店舗(27日時点)のうち約9割の店舗で、1月1日と、5月と10月に各1日の合計3日を休業とする。

  • ロイヤルホストのホームページより
    ロイヤルホストのホームページより
  • ロイヤルホストのホームページより

「働き方改革」で売上増に期待

   ロイヤルホストが進める「働き方改革」では、2017年に全店舗で24時間営業を完全に廃止。営業時間の平均は2012年の18.5時間から17年は15.5時間と、年々減少している。

   コーポレートコミュニケーション室の担当者は、

「従業員がリフレッシュすることでサービスの質が向上。それにより、お客様の満足度がアップすることで売り上げが増えるという好循環を見込んで、『働き方改革』を進めてきました。定休日導入はそれをより推進していくために決定しました」

と説明した。

   2018年以降については、「導入の効果を踏まえ、検討していきます」という。

   また、同社が展開するステーキ・ハンバーグ専門店「カウボーイ家族」も1月1日と、5月と10月に各1日を定休日とするほか、「天丼てんや」も18年1月1日を定休日とする。それぞれ、8割ほどの店舗で実施する予定だ。