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【新春編 その2】2018年は空前の英語ブームが到来 目指せ!五輪ボランティア(井津川倫子)

   2018年は空前の英語ブームが到来するでしょう。

   「東京オリンピック・パラリンピック2020」を前に、英語のニーズが高まることが予想されます。2008年の北京五輪のときにも、中国で英語ブームが起き、多くの人が英語学習に励んだといいます。アナタも「東京五輪で通訳ボランティア」を目指しませんか――。

  • 2020年、TOKYOは外国人客であふれる!?
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「東京五輪で英語のボランティア」は夢じゃない!

   ハッキリと具体的な目標を定めたほうが、英語の上達はグンと早く伸びます。

   東京五輪まであと2年半。「東京オリンピックで外国人と英語で話す」ことを目標に、英語学習をスタートしましょう。

   英語は世界の共通語ですから、英語さえマスターすれば大丈夫! 世界中から訪れる人たちと交流できますし、選手村でのガイド役も夢ではありません!

   東京五輪の会場で、英語を流暢にあやつって「おもてなし」をする自分の姿を想像しながら、英語学習に励むことをオススメします。具体的な「成功イメージ」が抱けると、がぜんやる気が出てきますよ!

   東京五輪では、「大会ボランティア」「都市ボランティア」の2種類が募集予定で、合わせてなんと9万人以上が必要といわれています!

   ちなみに「理想的なボランティアオリンピック」と称えられた2012年のロンドン大会では、7万人を超えるボランティアが活躍したそうです。

   東京五輪の公式ホームページによると、「大会ボランティア」「都市ボランティア」ともに2018年の夏ごろから募集を開始するそうですから、今年一気に英語熱が高まることは必至なのです。

「えっ、英語が話せたら選手村に入れるの?」

   それでは、五輪のボランティアはどんな場面で英語を使うのでしょうか――。募集が予定されている業務を具体的に見てみましょう。

   「大会ボランティア」は、競技会場や選手村などの大会関係施設で、会場内の案内や誘導など、大会運営に関わる業務を担います。「都市ボランティア」と比べて、より競技運営に近い業務に携わるようです。

   いくつかのサービスに分かれて募集をするようですが、一番高度な英語力が求められるのは「言語サービスボランティア」でしょう。

   選手やメディア、海外要人とのコミュニケーションを英語でサポートできることが条件になります。通訳のような役割でちょっとハードルが高そうですが、今から頑張れば何とかなるかもしれません。

   私がおもしろそうと思ったのは「選手団サポートボランティア」です。ホームページによると、「選手村で、各国から訪れる選手団に対するサポートを行う」「選手が快適な競技生活を送ることができるようにサポートする」とあります。

   具体的な業務内容は書いてありませんが、何よりも「選手村に入れる」ことが魅力です!あこがれのスター選手に会えたり、運がよければ話しかけたり、誘導や案内をする機会がありそうです!

   それこそスター選手に会える、一生に一度のチャンスになるかもしれません。

   「都市ボランティア」は、オリンピック目当ての訪日客を「おもてなし」するのが役目です。空港や駅、観光スポットなどで国内外の観光客への観光名所や交通を案内するそうです。オススメの観光スポットやレストランを紹介したり、時には日本の文化について説明したりする、「ガイド」です。

   ロンドン大会では、「都市ボランティア」「チームロンドンアンバサダー」と呼ばれ、「ロンドンを知り尽くしたプロ」として、ロンドンの魅力を世界中の人に発信しました。まさに「Ambassador」(大使)の仕事ですね。

   東京五輪で「おもてなし大使」を目指して、日本文化を英語で学ぶのもおもしろそうですね。(井津川倫子)