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全国の大学で「ICHIGEI」シューカツ 「個性」ある学生求め企業集まる

   「一芸」をもつ学生が企業の人事・採用担当者を呼んで自身を「売り込む」就活イベント、逆就活の「ICHIGEI」(いちげい=一芸)の第2弾が2018年12月16日13時から、東京・西新宿で開かれる。

   「ICHIGEI」を企画した早稲田大学広告研究会の田中龍之介さんは、「一芸を持った者なら、自分の力に自信を持っていいはず」とコメント。11月13日に、その第1弾を開いた。学生と企業が提案する「新しい就職のカタチ」として、ニュース番組にも取り上げられるなど大きな反響を呼び、今回は早稲田大学から全国へと規模を拡大して開催する。

  • 「ICHIGEI」逆就活、全国の大学に拡大!
    「ICHIGEI」逆就活、全国の大学に拡大!
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新しい就職活動のカタチを提案

   第2弾の「ICHIGEI」は、早稲田大学広告研究会が企画、就活サイトを運営するベンチャー企業「unistyle」(ユニスタイル)が主催する。全国から「一芸学生」が参集。早稲田大学や慶応義塾大学をはじめ、地方からは名古屋大学などが、女子大からも大妻女子大学の学生が登場。一方、企業からは7社の人事・採用担当者らが集まる。

   現在、大学生が就職活動を進めるなか、気になるのが「就活ルールの廃止」。学生から困惑の声が上がるなか、今後の就活に対する問題意識を抱えた企業と学生がタッグを組み、新しい就職活動のカタチを提案するのが狙いだ。

   前回の「ICHIGEIでは、個人事業主としてフードトラックを経営した学生や、日本全国を野宿しながら旅した学生、twitterで15万人のフォロワーを獲得した経験をもつ学生など、約30人が集まった。個性的な経歴を持つ学生たちに、トヨタ自動車や伊藤忠商事をはじめとした大手からベンチャー企業までの多くが関心を寄せた。

   今回は、早稲田大学から全国へと規模を拡大。個性を社会に見せつけたいために、全国からツワモノたちが集い、自分の「一芸」を企業にアピールする。当日は、学生たちがはそれぞれ思い思いの衣装に身を包むという。

   全国から集まった自分だけの「一芸」をもつ学生が、これまでの就職活動の「枠」を飛び出して、自身をアピールする。