J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

ああ、大失敗! 1円超えの乱高下に早稲田大がポジションの保有忘れて...(FX大学対抗戦)

   円安ドル高が急伸した。2019年1月11日(金)終値の1ドル108円54銭から、1円22銭もの円安ドル高となり、18日(金)には1ドル109円76銭に達して引けた。米中貿易協議の進展への期待や米国企業の決算内容が好調なことによる株高も加わり、リスクオン(リスクを取って積極的に投資する)の姿勢が「ドル買い」を呼び込んだ。

   その一方で、英国下院議会で採決された欧州連合(EU)からの離脱協定案は、230票の大差で否決。ただ、その後の内閣不信任案が否決され、メイ首相は信任されたため、EUからの離脱延期や代替案が用意されるとの思惑から、投資家のリスク回避の姿勢は後退した。なお、不透明感が漂う。

   乱高下するドル円相場に、早稲田大学はあまりの多忙に、自身がポジションを保有していることを忘れて大失敗。明治大学はジワリとプラスを重ね、慶応義塾大学もプラスを確保。一橋大学も年始の負けを取り戻した。体調を崩していた國學院大學は風疹が判明。お休みした。

  • 早稲田大学、泣く
    早稲田大学、泣く
  • 早稲田大学、泣く

試験でポジションの保有を忘れて...... (早稲田大)

1月16日(水)

   いよいよ期末試験が近づき、今週初めほとんど相場を振り返ることができず、ポジションを保有していることすら失念していた(汗)。

   前週に108.1円台でショートを仕掛け、現在108.8円ほどで推移しており、含み損が膨らみはじめてしまった。あまり時間を割く余裕がないときは、下手にポジションを持たないよう、これからは心がけていきたい。

   とりあえず、今は買い戻しのタイミングを探りたい。

1月18日(金)

   きのうきょうと期末試験の課題に追われて、結局そのまま放置......。この日の午後に確認した時点で、すでに109.4円台。さすがにこれ以上は危ないと焦って損切りしたものの、スワップ分を含め2184円の損失となった。

   現在、総資産は8570円と、元本の1万円を大幅に下回る事態になってしまった。今回の失敗はあまりにも痛すぎるが、しっかりと失敗要因を分析して次に生かしたい。

   これまで日本経済新聞やその他メディアなどで情報を得てから、先々の国際情勢にかかわるイベントがこれからどう転ぶかを自分なりに予想をしてポジションを持っていた。今思い返せば、そこに明確な出口戦略はなく、ただ感情的に自分が許容できなくなれば損切り、そして含み益確定に際しての意思決定にも感情に依存する部分がかなり大きかったと思う。

   そこで、これからは素人なりに損切りラインをしっかりと、「1ドル何円」という形で明確に表すとともに、目標値も同時に掲げてしばらくトレードを行っていきたい。

前週からの損益  マイナス2184円
1月18日現在        8570円

納得いく利食いのタイミングを探る(明治大)

1月15日(火)

   前週にそろそろブレイクが来る気がしたが、なかなか1ドル109円を上回らない。109円を超えれば、個人的には「買いどき」だと思うが、そう思ったとおりにはいかないようだ。今週も様子見か?

1月17日(木)

   昼前に1ドル108.926円でショートを保有。指値で1ドル108.694円、逆指値で1ドル109.155円を設定した。少し利益が出たので迷ったものの、今週はまだ利益を出していないので、とりあえず1ドル108.866円で、指値を取り消して決済した。

   60円のプラス。

1月18日(金)

   1ドル109円に入り、1ドル108円には戻りそうにないのでロングでポジションを持ちたかったが、きょうは忙しくて、あまり相場を見られないのでやめておく。

   OCO注文(利食いと損切りを同時に発注する注文方法で、片方が成立した場合にもう片方の注文が自動的に取り消される)を出してもいいとも思ったが、きのうみたいに、なんの理由もなく指値を取り消すようなことをまたやってしまいそうなので、やはりやめておいた。

   利食いの速さもやはり自分の精神的弱さが出ているのだろうか。損切りはこれまでしっかりとしてきたつもりだが、利食いのことはほとんど勉強していなかったので、次回はしっかりとした納得できる利食いができるようにしたいと思う。

   来週は1ドル110円に戻るかが見所だと思う。1ドル110円に入れば、そのままジワジワと上がっていきそうだがどうなるか!?

前週からの損益   プラス60円
1月11日現在    1万1528円

乱高下する相場に利益も行ったり来たり(慶応大)

1月15日(火)

   この日は午前中から円安ドル高が進んでいた。3連休明けで、事業会社の決算が集中しやすい「5・10(ごとおび)」ということもあり、国内輸入企業の円売り・ドル買いが活発になり、急速に円安が進んだようだ。

   しかし、17時過ぎを境に反落しはじめたため、20時過ぎに1ドル108.519円で売りポジションを持った。21時頃に利益確定のチャンスがあったが、相場を確認することができなかったため、決済する機会を逃してしまい、逆に含み損を抱える事態に陥ってしまった。

   22時半ごろに米国の経済指標の発表が控えていたため、その結果を見てから、損切りしても遅くないと思い経済指標の発表を待った。結果は市場の予測よりもかなり悪かったため、円高に動き23時ごろ1ドル108.381円で利益を確定した。138円の利益。

1月16日(水)

   10時半過ぎに1ドル108.390円で売りポジションを持ったが、その後ドル円相場が上昇。12時過ぎに1ドル108.527円で損切りした。損失は137円。その後、売りポジションを持った位置を確認したところ、ちょうど反発して上昇トレンドに入った局面であり、底値で売りポジションを持ってしまったということがわかった。

   これは逆に買いポジションを持っていたら逆の結果になっていたということなので反省すべき点であった。

前週からの損益   プラス1円
1月18日現在   1万399.23円

訂正

   1月7日週の取引に誤りがありましたので、訂正いたします。正しくは1月9日がマイナス100円、10日がプラス232円でした。

年始の負けを取り戻す!(一橋大)

1月14日(月)

   前週は執筆を休んだので、まずは報告から。1月4日の1ドル107.916円から入った「売り」ポジションは、想定よりもドル円の勢いが拮抗して、ドル安方向への進行が期待できなくなったことから、7日に1ドル108.224円で損切りした。308円の損失。

   今週もさまざまなイベントがあるが、できるだけそれらの時間帯を外して落ち着いた取引ができたらよいと思う。

1月16日(水)

   きょうは今後の上昇トレンドを予想し、1ドル108.507円で「買い」を入れた。

1月17日(木)

   きのうの買いを、1ドル109.023円で約定。516円のプラスを確保した。

1月18日(金)

   J-CAST会社ウォッチの企画で、有名ブロガーの「akilog」さんとの座談会に参加した。その模様は後日記事としてまとめられると思うが、座談会を通して、これまでもっていたFXへのイメージが少し変わった。

   FXは短期的なトレードで利益を出すものであり、月や年単位での長期的な取引には向いていないものと、ずっと考えていたが、FXチャートの性質を生かしてコツコツと取引していく方法もあるのだと知り、視野が広くなったように思う。

   「FX大学対抗戦」の性質上、その方法を実践するのは少し難しいとは思うが、大変勉強になる座談会であった。

前週からの損益  プラス208円
1月18日現在    1万309円

風疹でした(國學院大)

   風疹のため、取引はお休みしました。

   早期復帰を目指します!

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
1月18日現在    3万1030円