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落ち着いてきた? ビットコイン リップルは「ここが底値」と慶大が動く(カソツー大学対抗戦)

   ビットコイン(BTC)は1BTC=100万円台前半で推移。ここ数週間の激しさから、いくらか落ち着いている。リップル(XRP)も、ほぼ横バイ。トランプ米大統領をはじめ世界中からの批判が渦巻く、フェイスブックの「リブラ」のゆくえが気になるところ。

   早稲田大学のTKHは、BTCとXRPの相場をにらみながらも取引は見送り。ただ、麻生太郎財務相のポジティブ・コメントに、今後の「仮想通貨」への期待に胸を膨らませる。慶応義塾大学の馬医金満は、フェイスブックの「リブラ」の動向を気にしながらも、ここが「底」と判断したXRPに、長期保有も覚悟しながら久々に買いを入れた。そのXRPに翻弄される國學院大学の億トレーダーは、試験期間中で損切りできずに悔やむ。学生トレーダーゆえの悩みだ。明治大学のホフマンは、今週も取引を見送った。

  • 慶応大が動いた! リップルは底値か?
    慶応大が動いた! リップルは底値か?
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ブロックチェーンの学術的価値が認められつつある(早稲田大)

   7月31日(水)

   ビットコイン(BTC)は、前週末の強い上げからの下げで今週は現時点で1BTC=100万円台前半で推移している。レンジ幅も2、3万円と落ち着いている様子だ。リップル(XRP)は前週末から横バイだったが、きのうの夜中にかけて1円ほど値を上げて、その結果1XRP=34.7円ほどにある。

   リップル社は現在、ブロックチェーン人材の育成に注力しており積極的に世界の研究機関との連携を図っている。日本の東京大学、京都大学ともブロックチェーン研究においてリップル社とパートナーシップを結んだことから、ブロックチェーンがその学術的価値を認められつつあることがわかる。

   また、前週も書いたようにインドやトランプ米大統領などの政府要人が仮想通貨の実用化に対して、否定的な意見や規制を激しくしていく中で、日本の麻生太郎財務相は比較的ポジティブなコメントを残している。

   麻生財務相は、仮想通貨関連技術の実用にはさらなる精査が必要不可欠であるとしたうえで、国際送金における仮想通貨の有用性を高く評価するコメントを残している。

   このことから、仮想通貨界隈では日本がこの先市場を締め上げることなく発展を補助するような政策を打ち出していくのではないかというような期待感が生まれている。ただ、それが価値の上昇というところで現れるのはもっと先の話になるのだろう。

   今週、トレードはなし。資産も変わらず。

保有する通貨           BTC、XRP
前週からの損益    プラス・マイナスゼロ
8月2日現在        1万2068円

多忙のため、取引を見送りました(明治大)

保有する通貨           BTC
前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
8月2日現在        2万9598円

リップルを購入「すぐに上がってほしい」(慶応義塾大学)

   みなさん、こんにちは。馬医金満です。

   今週もそこまで大きな変動はなく、すべての通貨で緩やかな上昇が見られました。

   ビットコイン(BTC)でいうと、前週は108万円台を行き来していましたが、今週はそのラインを飛んで113万~114万円付近を推移しています。

   今週のニュースもあまり大きくないのですが、強いて上げるとすれば、BTCの取り扱い通貨が増えるかもしれないと報道されたことでしょうか。

   この発言はおそらくフェイスブックが新たに発行する「リブラ」について言及したものだと思いますが、もし最大手の取引所の一つであるコインチェックが取り扱いを開始すれば、仮想通貨業界全体への期待度はさらに高まると思います。今後の動きに注目です。

   さて、今週の取引ですが、よくよくチャートみたらリップル(XRP)が33円台でお買い得だったので1万円分を購入しました。

   久しぶりに、XRPでのポジションです(笑)。

   以前購入した際は高値をつかまされて、かなり長期で耐えていたので今回は頑張ってすぐに上がって欲しいですね。チャートを見る限り33円台が「底値」な気がするので、もう下がらないとは思いますが、目立った上昇も見せていないので長期でポジションを張ることになりそうです。

   前週に比べるとBTCの価格が上昇しているため、含み益は増加しており、評価総額は前週比395円プラスの2万3130円です。

   では、また来週!

保有する通貨     BTC、XRP
前週からの損益   プラス395円
8月2日現在     2万3130円

リップル、損切りできずに悔しい(國學院大)

   今週のリップル(XRP)は7月31日(水)に35円台を記録するものの、8月2日(金)の終値は33円台と下落した。試験期間だったため、チャートを見ることができず、35円台で損切りできなかったのは悔しい。

   もしも損切りできていれば、今ほどの損失になってはなかっただろうし、1XRP=33円台で買うことができれば、次に1XRP=35円台になった時に売却すれば、わずかながらも利益を出せたかもしれない。それを考えると本当に悔しい。

   さて、結局損切りすることができなかったXRPだが、今後上がる可能性があるのか直近のニュースをもとに考えてみた。

   まず、一つ目にあげられのはSBI証券がSBIVCトレードを子会社化したことがあげられる。これは、仮想通貨取引所の運営が安定してきていると考えることができるため、以前よりも仮想通貨が世間の中で標準化されてきているのではないかと考えられる。ニュースに仮想通貨の価格が表示されるのも近い将来あり得るだろう。

   二つ目は、東京大学と京都大学という日本のトップクラスの大学がリップル社の研究プログラムに参加したことがあげられる。これは、日本の最高学府がXRPを認めたと考えてもいいだろう。つまり、近視眼的に見るとXRPの上値が重く感じるが、長期的に見ればやはり化けてくれる通貨だと考える。「化ける」の日が早く来ることを願いたい!

保有する通貨         XRP
前週からの損益   マイナス275円
8月2日現在        8748円