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「飲めない」あなたへ、ホストが明かす忘年会の作法

   2019年も12月となり、街はクリスマスムードが盛り上がる一方、忘年会シーズンに突入した。近年は仕事がらみの宴席は敬遠されがちというが、1年の区切りに忘年会を開く企業は多い。

   だが、飲めない人にとっては苦痛のシーズンかもしれない。アルコールがダメという人にとって「宴会」はどうやり過ごせばいいのか。ホストの「作法」が参考になりそうだ。

  • 12月といえば忘年会シーズンだが…
    12月といえば忘年会シーズンだが…
  • 12月といえば忘年会シーズンだが…

からだに負担をかけないように......

   ホストといえば「お酒が強い」というイメージだが、実際のところはどうなのか――。このほど行われた調査では、9割以上が「はい」と回答。1割未満だが、飲めないホストがいることもわかった。しかし「飲めないから飲まない」では仕事にならない。それなりの過ごし方があるという。

   調査したのは、二日酔い対策サプリメント「ヘベレアケア」を販売するコンプライアンス(福岡市)。2019年11月19日から21日に、インターネットで1009人の現役ホストから回答を得た。同社が12月2日に結果を公表した。

   「お酒を飲めるか」の問いには、91.9%が「はい」、8.1%が「いいえ」と回答。飲める・飲めないで、売り上げに違いがあるかという質問には、82.8%が「ある」と答えた=下グラフ参照

   飲めないホストは不利を抱えているわけだが、どのようにカバーしているのだろうか――。対策はというと、「ゆっくりと飲む」の36.7%と「お酒に見立てたドリンクを飲む」の35.1%と、この1、2位で7割以上を占めた。自分の体質を考え、からだに負担をかけないようしていることがわかる。なかには「後輩に飲ませる」(19.9%)という回答もあった。

   飲めるかどうかにかかわらず、ホストの多くは「お客さんが喜ぶことを考えて行動する」ことを、心がけているという。飲めない場合の対応と合わせ、ビジネスパーソンらとって、忘年会などの宴席で過ごし方の参考になりそうだ。