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飛び入り! 職業大が初戦で利益 逃げる慶大に明大、専修大もうかうかできないゾ!(1)【カソツー大学対抗戦 第19戦】

   安倍晋三首相が辞任すると、2020年8月28日に発表した。これにより、東京株式市場の日経平均株価は一時、前日比600円を超えて下落。ドル円為替は大きく円高になり、株価や為替にも大きな影響を与えた。ただ、仮想通貨市場への影響はあまりなかったようだ。

   明治大学のITは為替と仮想通貨の相関関係が気になる様子で、今後も注意を払うという。慶応義塾大学の馬医金満は、今週(8月24日週)も模様眺め。引き続き、株価指数や金相場の動きをウォッチする。専修大学のゆうも、ビットコインの買いのタイミングを探る。中央大学のカンタロは取引を見送り。

   今週から、飛び入りで職業能力開発総合大学校のさっちんが参戦。仮想通貨取引は初心者というが、いきなり利益を確保してスタートした。現在トップの慶大の馬医金満は1万4229円。どこまで迫れるか!

  • 職業能力開発総合大学校が参戦! 初戦からプラスを確保
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ドル円との相関関係が気になる......(明治大学)

   用事で新宿に行った後、以前は電車を使って自宅まで帰っていたのですが、最近は自宅までの道を1時間ほどかけて歩いて帰っています。もともとは電車代がもったいないと思ったことが発端だったのですが、今では運動として長い道のりをわざわざ歩いています。

   まだまだ残暑が厳しい昨今、1時間も歩くとだいぶ汗ばみますが、家に帰ると爽快な疲労感に包まれるため、最近お気に入りのルーティンとなっています。

   さて、8月28日、安倍晋三首相が辞任を発表しました。これにより、日経平均株価が一時、前日比600円超も下落。ドル円為替は大きく円高になり、株や為替にも大きな影響を与えました。特に為替に関しては、今回の辞任によって円安に動くのか円高に動くのか、議論がありましたが、結果として円高の方向に動きました。それだけ、円が安全通貨として信頼されているということなのでしょう。

   仮想通貨への影響はほぼなかったようですが、為替と仮想通貨には、直接的ではないにせよ、ゆるやかな相関性があります。よって、今回のドル円の急落の影響が、今後のビットコインチャートに反映される(ビットコインの値が落ちる)可能性もあります。9月に開催予定の総裁選の結果によっても、株価や為替に影響が出る可能性が大いにあるわけです。今後も、地政学的な動きには注意が必要なようです。

   ビットコインは、8月17日深夜に一時1万2450ドルまで値上がりしましたが、その勢いを維持することはできず、現在は1万1514ドルあたりで推移しています。25日深夜、27日深夜の下落で形成されたダブルボトム(上図の赤丸)が形成されています。過去のビットコインチャートを見ても、ダブルボトムが意識された結果として値が上昇したパターンは何度もあるので、上昇の可能性があると見て良いかもしれません。

   また、の青いラインを見ていただくとわかるように、直近の値動きで、17日深夜の高値と24日夕方の高値を結んだレジスタンスラインを上抜けてきました。上抜けたわりにはゆるやかな上昇ですが、これも更なる上昇の材料かもしれません。

   しかし、いずれにせよ、17日深夜の高値を最後に下落トレンドであることに変わりはありません。ここから上昇の材料がトレンドを上回るのか否かが注目です。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
安倍首相の辞任で円高ということですが、これはポジションを一時的に解消するために下落します。市場参加者は、基本的にいつもドル円買いに偏っています。そのため、首相の辞任に関係なく、突発的な先行き不透明なニュースが出た場合、円高に振れやすくなります。
たとえば、北朝鮮がミサイルを発射した場合や地震が発生した場合の円高がそれです。これらは、日本において危機となりますので、円が買われるのは理論的ではないですよね。
今回の場合は、特に東京株式市場が開いている時間でしたので、日本株が売られやすくなり、円高も加速しやすくなりました。

前週までの損益  プラス・マイナスゼロ
8月28日現在       1万1903円

株価指数や金相場の動きに注意!(慶応義塾大学)

   みなさん、こんにちは。馬医金満です。

   今週(8月24日週)の仮想通貨相場はあまり変動がありませんでした。

   FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長による大規模な金融緩和の長期化の発言で、米ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が大幅に伸び、また一方で東京株式市場の東証マザーズ指数は下落したのですが、仮想通貨はあまり影響を受けなかったと考えられます。

   ただ、今後の株価指数や金(ゴールド)相場に関係して仮想通貨んお相場も大きく変動していくと思うので、そちらの指数も注目しながら注文を入れていきたいと思っています。

   ちなみに、今週の気になったニュースとしては、SBI FXトレードがFX専業会社では初めてとなる暗号資産CFD(店頭暗号資産証拠金取引)サービスの取扱い開始を発表したことでしょうか。

   暗号資産CFD取引は、暗号資産(仮想通貨)を対象とした差金決済取引のことで、土曜日、日曜日もマーケットが開いているため、24時間365日の取引でレバレッジを利用した売買が可能になります。

   いままでFXのレバレッジ取引は国内ではなかったので、今後こういった取り組みが増えていく可能性はあるかなと考えています。

   さて、今週の取引ですが、今週も取引していません。

   今週もあまり大きく価格が変動しなかったので、様子見していました。そろそろ取引したいなと思っています。できたら短期取引もやりたいなと思います。

   では、また来週!

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
緩やかな動きの中で注目が集まっているのが分散型金融(DeFi)です。これに関係が深いのがイーサリアムですので、価格は堅調。9月1日には、ついに2018年7月ぶりとなる5万円まで値を戻しました。イーサリアム上で稼働するDEX(分散型取引所)で有名なユニスワップ(Uniswap)に注目が集まっており、米大手取引所であるコインベースの取引高を抜いた日もあるほどです。
しかし、ここにはsushiやスパゲッティという名のいかにも怪しいトークンが取引されるようになっており、それらに数百億円もの資金が集まるほどになっています。盛り上がり続けてきた分散型金融ですが、このあたりのトークンが下がり始めると一度ブレーキが掛かり、仮想通貨市場全体へ影響があるのではないかと気にしています。

前週からの損益   プラス・マイナスゼロ
8月28日現在        1万4229円

保有する仮想通貨          なし