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【SDGsニュース】「SDG s×Lions トレイン」が走る! 西武ライオンズ、16日は「Lions GREEN UP! DAY」

   埼玉西武ライオンズと西武鉄道、西武バスなどを運営する西武ホールディングス(HD)は、持続可能な社会(SDGs=持続可能な開発目標)の実現に向けた取り組み「サステナビリティアクション」の一環として、2020年9月15日から「SDG s×Lions GREEN UP! プロジェクト トレイン」を運行する。

   8500系の4両編成で、埼玉西武ライオンズの本拠地メットライフドームのある西武遊園地駅から西武球場前駅までの山口線(レオライナー)で走らせる。

   SDGsに向けた取り組みを対外的に発信すること、より多くの人にSDGsを知ってもらうことが目的。レオライナーには、SDGsのロゴと西武ライオンズが取り組む環境支援 活動「Lions GREEN UP! プロジェクト」のロゴを掲出した。

  • 9月16日は「SAVE THE EARTH Lions GREEN UP!  DAY」(写真は、埼玉西武ライオンズの本拠地メットライフドーム)
    9月16日は「SAVE THE EARTH Lions GREEN UP! DAY」(写真は、埼玉西武ライオンズの本拠地メットライフドーム)
  • 9月16日は「SAVE THE EARTH Lions GREEN UP!  DAY」(写真は、埼玉西武ライオンズの本拠地メットライフドーム)

16日のロッテ戦は選手が「緑キャップ」でプレー

   西武グループは、9月15日から運行する「SDGs × Lions GREEN UP! プロジェクト トレイン」のほか、「SAVE THE EARTH Lions GREEN UP! プロジェクト」として、埼玉西武ライオンズ が今シーズンから、野球を通じて社会問題を解決して、持続可能な社会の実現のため、さまざまな環境支援活動に力を注いでいる。

   メットライフドームの飲食店などではプラスチック製品の削減や環境にやさしいレジ袋への切り替えを実施。飲食店や観客から、食品廃棄物を回収してバイオエナジー(電気と都市ガス)にリサイクルにも取り組んでいる。

   9月16日の千葉ロッテマリーンズ戦では、「SAVE THE EARTH Lions GREEN UP! DAY」を開催。埼玉西武ライオンズが取り組んでいる環境支援活動の紹介する展示ブースの設置や募金の呼びかけ、間伐材を使った木製うちわなどのチャリティーグッズを販売する。

   さらに試合では、辻発彦監督をはじめ、コーチ、選手が、この日限定でグリーンカラーのオリジナルキャップを着用するほか、球場の大型ビジョンを緑色に装飾するなど、視覚的にもLions GREEN UP! DAYを演出する。

「ユーグレナ」バスのお披露目セレモニー

   また、西武バスでは9月7日から、東京都や埼玉県内の路線バスで初めて、株式会社ユーグレナが製造した「ユーグレナ バイオディーゼル燃料」を、上石神井営業所管内と滝山営業所管内の2台の路線バスに使用した。

   「ユーグレナ バイオディーゼル燃料」は、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)と使用済みの食用油で構成。光合成をして育つユーグレナはCO2を吸収すること、また捨てられるはずだった使用済みの食用油を原料とすることで、森林破壊などの問題を起こさず、持続可能性に優れた燃料となることが期待されている。

   この燃料を使っている路線バスには、ミドリムシが描かれたグリーンのラッピングを施して運行する。

   さらに、西武鉄道は利用者に、より安全・安心で快適なサービスの提供を実現するため、9月11日から西武グループのMaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)アプリ「SeMo(セーモ)」のサービスを開始する。第1弾として、川越エリアで観光型MaaSの実証実験を行う。「検索・予約・決済」機能を搭載。スマートフォン1つで「移動・観光・買い物」を楽しめる。

   なお、9月16日の埼玉西武ライオンズが開催する「SAVE THE EARTH Lions GREEN U P! DAY」では、「SeMo」アプリのスタートを記念したオリジナルエコバック(16時から西武球場前駅で先着順。300枚限定)のプレゼントや、「ユーグレナ バイオディーゼル燃料」を使ったラッピングバスのお披露目セレモニーを行う。