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イーサリアム上昇に落ち込む慶大、ビットコインを追う専修大と職業大、動じない明大(2)【カソツー大学対抗戦 第23週】

   これまでリップルに注目していていた慶応義塾大学の馬医金満は、「まさかのイーサリアムがめちゃくちゃ上がっていて、正直落ち込んでいます」と嘆く。利益を確定しようか迷ったが、そのまま保有を続けている。

   ビットコインと金(ゴールド)相場との相関関係に注目する専修大学のゆうは、高値を警戒しつつ、「1BTC=109万円ほどの価格で指値注文を出したい」と考えているところ。同じビットコインを追う職業能力開発総合大学校のさっちんは、米ドルに着目しつつ情報をかき集める。慎重姿勢を崩さないのが明治大学のIT。ビットコイン相場の急落後も、上昇気配の中でチャートを冷静に分析する。

  • 慶応大、専修大、職業大が泣く
    慶応大、専修大、職業大が泣く
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金との相関関係が気になる......(専修大学)

   おはようございます。専修大学のゆうです。今週の総資産は1万449円です。今週は金(ゴールド)相場との関係(相関)が気になりました。

   下図は金先物のチャートですが、直近の下げが大きく、9月21日始値から27日終値の騰落率は4.6%ほどの下落でした。

   上図は、ビットコイン(BTC)のチャートです。9月21日に、金と同様に下落していますが、24日から上昇に転じています。金とビットコインの値動きに乖離が生じているように感じます。

   やや高値を警戒しつつも1BTC=109万円ほどの価格で指値注文を出したいと考えています。

   私事ですが、前週、大学のゼミの活動のため、図書館へ入館できるので少し寄っていきました。さまざまなジャンルの本を見ること、借りることは非常に喜ばしいことでした。

   秋となりゴールまでの時間も刻々と迫ってきていますので、頑張りたいです。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
9月21日の下落は、14日以降の安値圏であり、わかりやすい節目であったために、割り込んだ時にストップロスを誘発した大きな下落となりました。このあたりは、株式市場も大きく下落したために、金(ゴールド)連動というよりも金融市場全体の動きに連動したといえそうです。さて興味深いことに、ここ30日間ビットコイン(BTC/JPY)と一番相関のあった金融商品は米ニューヨーク原油で、係数は81%となっています。次いで、ナスダック、S&P500となっており、金先物はユーロドルに次ぐ7番手でした。
参考リンク:コイネージマーケット情報
原油との相関関係がここまで高いのは今までありませんでしたが、株式市場との相関性は金と同じくありますので、米国株を見ながら取引を行ってみてはいかがでしょうか。

前週からの損益  マイナス33円
9月25日現在     1万449円

保有する仮想通貨  ビットコイン

円高ドル安時のビットコイン買いに焦る(職業能力開発総合大学校)

   どうも、さっちんです!

   今週(9月21日週)はビットコインを、1万720ドルで0.004BTCを売却し、損切りしました。損失は100円になります。

   前週の児山さんのアドバイスから、自分の判断材料を増やしてみることにしました。

   米ニューヨーク株式市場のダウ平均株価が500ドル安を演じたため、仮想通貨全体の値段が急落。ドルも一時1ドル=104円と、円高ドル安となっていました。

   下落以前に1万960ドルで0.008BTCを買っていたため、とても焦りました。損失を抑えるために、早めの損切りをするべきか悩みましたが、以前早急な損切りでムダな損失を出したことがあったため、情報を集めることにしました。

   過去に遡り情報を集めてみると、2016年の大統領選挙でも似たようなタイミングでドルは下落し、その後110円台まで上昇していることがわかりました。

   ドルが下落したとしても、今後ドルの値段は強制的に上がることが予想できました。なので、早急な損切りはせず、ドルやNYダウが上昇してから損切りしようと思いました。

   反対に、ビットコインの価格が1万ドルを下回った場合、9000ドル近くまで下落すると予想したので保険として1万ドルで売却の板を挟んでいました。

   幸い1万700ドルまで上昇し1万720ドルで0.004BTCの損切りをしました。よって100円のマイナスです。11月の大統領選挙の終わりまでに一気に買い直していきたいと思いました。

   それでは、また来週!

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
急落に対して焦らずシナリオを構築し、うまく仕切り直しができたのではないでしょうか。
現在、ビットコインは105万~115万円の間で推移しており、株式市場と高い連動性があります。そして、ハッシュレートの上昇の影響か緩やかに下値を切り上げています。また、米ナスダック上場企業であるマイクロストラテジーのビットコインのポジションが116万円台半ばにあり、そのあたりも強気意識されているようです。
秋は米国株が下落する可能性が高いことから、その流れでいくと105万円を割り込んでしまいますが、これらの節目を超えてくると大きな相場になる可能性が高いと思います。

前週からの損益     マイナス100円
9月18日現在    9826円

◆ 今週も取引をお休みします(中央大学)

前週からの損益  プラス・マイナスゼロ
9月18日現在    1万円