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外国人持ち株比率は30%、海外投資家も注目する「ギフティ」(慶応義塾大学 すんぴぴさん)【企業分析バトル】

   【3本目】こんにちは。慶応義塾大学のすんぴぴです。

   今回は、東証1部に上場するeギフトサービスの「ギフティ」(4449)について、考察しようと思います。

  • eギフトサービスの「ギフティ」株を買う(写真はイメージ)
    eギフトサービスの「ギフティ」株を買う(写真はイメージ)
  • eギフトサービスの「ギフティ」株を買う(写真はイメージ)

みんなが使っているクーポン、それ「ギフティ」かも...

   ギフティは、もともと個人ユーザーがWeb上でeギフトを購入して送付できる「giftee」サービスや、法人がキャンペーンなどでeギフトを利用できる「giftee for Business」サービスを展開していました。

   eギフトとは、飲食店や小売店舗などで、商品やサービスと交換することができる電子チケットで、確かめてみると、みなさんがよく使っているアプリのクーポンにもギフティのサービスが使われていることが多いはずです。

   ちなみに、ギフティの売り上げを占める企業の上位はローソン、KDDI、スターバックスだったりします。

   そこから営業系のSaaS(Software as a Service=これまでパッケージ製品として提供されていたソフトウェアを、インターネット経由のサービスとして提供・利用する形態)にも力を入れ始めており、2020年12月にはeギフトを活用して遠隔での営業を支援するSaaS「giftee greeting tool」の提供を開始しました。

   このようにeギフト業界のプラットフォームビジネスを着実に進めている会社になります。

   マクロ環境としても、電子化の波が広がるなか、ギフト券などからLINEでのチケット送付は現実性のある未来だと思っていて将来性は十分あると考えています。

   また外国人持ち株比率という観点でも、現在30%ほどが外国の機関投資家の持ち株となっており、国内外から注目を浴びている企業だと思います。

   これらを踏まえて、ギフティ株を7月2日に3595円で100株を買うことにしました。来年、どうなっているのか楽しみです。

ギフティ(4449)
年初来高値 2021年2月19日   4870円
年初来安値 2021年1月 6日   2752円
購入時の株価 2021年7月2日   3595円
購入株数              100株