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「なんで『#流行語大賞ノミネート』に選ばれなかった?」大賞を決めよう!

   「2017ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語が2017年11月9日、発表された。豊田真由子前衆院議員の「ちーがーうーだーろー!」などが既に話題を呼んでいるが、どこか「ちーがーうーだーろー!」と言いたくなる単語も。例年同様、「なぜこれが入っていないの?」との声がネット上に巻き起こっている。

   J-CASTトレンド編集部は、ツイッターなどに溢れている巷の声を拾い上げ、「なんで『#流行語大賞ノミネート』に選ばれなかった?」大賞を決めることにした。

  • ノミネート30語が発表されたが…(写真は、「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の大賞発表で)
    ノミネート30語が発表されたが…(写真は、「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の大賞発表で)
  • ノミネート30語が発表されたが…(写真は、「2016ユーキャン新語・流行語大賞」の大賞発表で)

「ジャスティス!!」「一線は越えていない」

   まず多くみられるのが、「どうしてこの単語じゃないの?」とのツッコミ。話題そのものはノミネート30語に取り上げられたものの、さらに流行語にふさわしい言葉がある、との指摘が相次いでいる。たとえば...

「この、ハゲェーーーーーーっ!」
「どうしてこんなことに、な・る・の・か・なぁ~?」
「ジャスティス!!」
「29連勝」

   豊田真由子前衆院議員の「ちーがーうーだーろー!」よりも「この、ハゲェーーーーーーっ!」や「どうしてこんなことに、な・る・の・か・なぁ~?」、お笑い芸人・サンシャイン池崎さん(36)がネタの冒頭で切り出す「空前絶後の」よりも決めゼリフの「ジャスティス!!」、将棋の藤井聡太四段の「藤井フィーバー」よりも新記録の「29連勝」の方が流行語にふさわしいという意見だ。

   政界絡みでは、「これも流行語にふさわしい」との声が多かった。

「一線は越えていない」
「排除」
「モリカケ」
「獣医師」
「ロケットマン」

などだ。

   今井絵理子参院議員は不倫報道で「一線は越えていない」と肉体関係を否定し、小池百合子都知事は衆院選前に民進党出身議員の一部を「排除いたします」と発言。森友学園の国有地買収問題と学校法人加計学園の獣医学部新設をめぐる「モリカケ」「獣医師」や、米トランプ大統領が金正恩氏を非難した「ロケットマン」も流行語にふさわしいとの声が上がった。

「ユーチューバー草なぎ」を推す声も...

   一方、芸能界に目を転じると、元SMAP3人の稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんにまつわる言葉が支持を集めた。

「新しい地図」
「ユーチューバー草なぎ」

   3人のファンクラブ「新しい地図」や、YouTuberとして公式 YouTubeチャンネルを新設した草なぎさんの「ユーチューバー草なぎ」だ。※なぎは弓ヘンに前の旧字の下に刀

   社会的に広く話題を集めた事件や、人物などではその他、

「Nintendo Switch」
「九州北部豪雨」
「みやぞん」
「清宮幸太郎選手」
「シャンシャン」
「マジ卍」

などが上がった。

   だがこれらの言葉と比べ、さらに大きな支持を集めたのが、ネットの流行語だ。ツイッターやネット掲示板などを中心に流行した言葉で、

「熱盛」
「頭の悪い人」
「でも幸せならOKです」
「おちんちんランド開閉園」
「5000兆円欲しい!」

などを推す声が多い。

   ちなみにJ-CASTニュースは9月、大学生の間で語尾に「ンゴ」をつけるブームがあるとして、「『ンゴ』が流行語大賞になる可能性が...? なんJ語ブーム拡大、大学生『使うンゴ』」との記事を配信したが、記者がツイッターで調べた限り、流行語大賞に「ンゴ」を推す声はなかった。

   流行語大賞をめぐっては例年、国民が驚くような結果が出るのが付き物だ。前年を振り返れば、山尾志桜里衆院議員が国会で取り上げた「保育園落ちた日本死ね」がトップテン入りしてヒンシュクを買い、年間大賞に輝いた広島カープの「神ってる」が「神ってる、本当に流行っている?」とのツッコミを受けた。

   年間大賞の発表は、12月1日。はたして今年は、どんな結末が待ち受けているだろうか――。