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マスク最安値「1枚8円」に 新型コロナ感染再拡大も価格は安定化

   新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になっている。しかし、必需品となったマスクは市場への供給、価格ともに安定してきたようだ。

   InSync(大阪市)が提供するウェブサービス「マスク通販最安値.com」では、マスク1枚当たりの通販における安値を定点観測しており、1時間ごとに更新される。最新の価格を確認してみよう。

  • マスクの価格は安定してきた
    マスクの価格は安定してきた
  • マスクの価格は安定してきた

2箱100枚で920円の使い捨てマスクも

   まず、同サイト内の一般的な「マスク」カテゴリーの価格だ。2020年8月4日に調べた際の最安値は1枚8円で、2つの商品が確認できる。

   どちらも一般的な使い捨ての不織布マスクだ。ひとつは50枚入りが20箱、1000枚8299円(税込、以下同)で売られている。もうひとつは、50枚入りが40箱、2000枚1万5739円での販売。大量購入が条件だが、計算すると両方とも1枚当たり8円となる。

   次に、1枚9円の商品が2つあった。ひとつは1箱50枚の20箱セット、計1000枚で8599円。もう一方は50枚入りが2箱920円で売られており、家庭用としても購入できそうだ。ただし、別途手数料がかかる。

   その後は1枚10円の商品が4つ続き、13円、14円、15円と1円単位で単価が上昇していた。価格に大きな変動は見られず、安定している。中央値は1枚34円だった。J-CASTトレンドで20年6月3日に同サイトで価格を調べたときは、中央値が1枚あたり65円だった。

1箱ごとの販売増える

   マスク通販最安値.comの「夏用マスク」カテゴリーでは、8月4日の最安値が夏用の使い捨てマスクで、1枚24円となっている。1箱50枚入り1199円での販売。「子供マスク」カテゴリーの最安値は、使い捨てマスクで1枚14円。こちらも1箱単位で売られていた。

   以前はほとんどが、大量買いが条件だったが、徐々に1箱での販売も目立つようになってきた。