J-CAST ニュース ビジネス & メディアウォッチ
閉じる

「ニンテンドースイッチ」各ECサイトで販売中 「メルカリ」では定価以下での転売も

   品薄や転売が相次いだゲーム機「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)。実は2021年8月23日現在、複数のECサイトで新品在庫がある。

   定価は3万2978円(税込・以下同)。一時は家電量販店での注文に抽選が必要となるケースのほか、フリマアプリ「メルカリ」では7万円での転売もみられたが、供給状況に変化が出ている。

  • スイッチが定価で買えるようになってきた?(画像は任天堂公式サイトから)
    スイッチが定価で買えるようになってきた?(画像は任天堂公式サイトから)
  • スイッチが定価で買えるようになってきた?(画像は任天堂公式サイトから)

任天堂公式ショップにも在庫あり

   例えばヨドバシカメラの通販サイト「ヨドバシ.com」。スイッチの「ネオンブルー・ネオンレッド」「グレー」ともに、3万2970円で販売している(18時50分現在、以下同)。「お一人様1点限り」だが、他に条件はなく購入可能だ。

   他のサイトも見てみよう。「アマゾン」「ノジマオンライン」も、それぞれ1人1台までだが、両カラーの新品が販売中。「ビックカメラ.com」にも両色の在庫ありで、こちらは注文画面ではどちらも3個まで選択できた。

   アマゾンの商品価格推移がわかる非公式ツール「Keepa」を見ると、「ネオン」版は21年2月から時おり入荷しつつもほとんど欠品状態が続いていた。一方、7月14日からは安定して販売されるようになっている。

   任天堂公式サイトの「My Nintendo Store」では「Nintendo Switch Customize」として、色をカスタマイズしながら定価でスイッチを注文できる。こちらも8月23日現在、在庫ありだ。

   楽天ブックスでは8月23日現在売り切れだが、21年8月6日付の「GAME Watch」記事によれば、この時には個数制限なしで「ネオンブルー・ネオンレッド」を販売再開していたとのことだ。

転売「相場」にも変化が

   フリマアプリ「メルカリ」では、7月15日の段階ではおよそ3万9000円といった価格で転売されていた。8月23日現在も、メルカリには3万9800円といった高額の転売品が存在する。

   一方で定価を下回る出品例もみられる。送料込みで2万8990円の「グレー」が1件、3万3000円の「ネオン」が1件、3万3500円の「ネオン」が2件、同価格の「グレー」が1件出品中だ。記者が見た限り、直近で売り切れたものは3万2000円〜3万3500円で、3万4000円を超えるものは数十件以上売れ残っている。