「浮世絵」が里帰り!?「ボストン美術館名品展」


喜多川歌麿   《青楼仁和嘉女芸者之部 扇売 団扇売 麦つき》
Photograph (C)2008 Museum of Fine Arts, Boston. All rights reserved.

   東京都墨田区の江戸東京博物館で、特別展「ボストン美術館 浮世絵名品展」が2008年10月7日から08年11月30日まで開かれている。

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   「浮世絵」は、明治期に多くの作品が国外に流出した。アメリカのボストン美術館も1876年頃から浮世絵の収集を始め、現在、5万点にのぼる版画や版本、肉筆画を収蔵しているが、これまでほとんど公開されなかった。本特別展では、ボストン美術館の膨大なコレクションの中でも特に優れた第1級の作品137点を時代別に展示する。「浮世絵史の教科書」のような内容になっているという。

   葛飾北斎美術館の永田生慈館長が監修し、ボストン美術館の収蔵品を2年おきに3回に分けて紹介する企画の第1弾で、すでに新潟や福岡で開催。東京が第1弾企画の最後になる。

   入場料は一般1300円、大学生・専門学校生1040円、高校生と65歳以上は650円。

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