週刊誌元編集長の「馬券と人生の極意」 「競馬必勝放浪記」出版


この本は、競馬にロマンとおカネを注ぎ込んだ「夢追い人」たちへのオマージュだという。

   週刊現代の元編集長、元木昌彦さん(63)が2009年2月26日、新書「競馬必勝放浪記」(210ページ、798円)を祥伝社から出版した。新しく始まった「不良中年新書」シリーズの1冊だ。

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   競馬好きの作家や著名人たちと、編集者生活が長かった元木さんとの交流を、競馬にまつわるエピソードを中心に描いている。大橋巨泉さんや故人の作家山口瞳さん、ジャーナリスト本田靖春さんらが登場する。「仕事でツキまくっているときは、競馬ではつかないようにわざわざハズレる馬券を買う」という萩本欽一さんの「哲学」など、さまざまな競馬と人生のあり方が紹介されている。40年以上競馬を続けている元木さん自身の「必勝法遍歴」や、たどりついた「横着者の馬券術」も紹介している。

   元木さんは、「FRIDAY」編集長などを歴任。講談社退社後は08年6月までインターネットの「オーマイニュース日本版」編集長を務めるなどした。現在は、上智大学などでメディア論を教えている。「孤独死ゼロの町づくり」「週刊誌編集長」などの著書がある。

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