えっ、恥ずかしいプライバシーがバレバレ? 警告!フェイスブック「負の側面」

   あなたの情報は盗まれている――文春新書と電子書籍で同時発売された『フェイスブックが危ない』(文藝春秋、いずれも714円)は、こう警告する。フェイスブック(FB)の月間ログインユーザー数は、世界で9億、日本でも1000万人以上とされ、この日本の「1000万人」にとって「必読だ」とうたっている。

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筆者はネット・セキュリティの第一人者


『フェイスブックが危ない』

   筆者の守屋英一氏は、日本IBMの「シニア・セキュリティ・アナリスト」だ。警察庁の「不正アクセス防止対策に関する官民意見集約委員会 実態把握WG(ワーキング・グループ)」など政府機関の構成員も務めるネット・セキュリティの第一人者として知られる。

   「高校の同級生と十何年ぶりかにコンタクトが取れた」「ビジネスの人脈づくりに役立つ」などと高い人気を誇るFBだが、利用する人たちに対し、筆者は「負の側面」もしっかり見据える必要があると説く。プライバシー流出やサイバー・ストーカー被害などのことだ。

   もっとも、筆者は「危険だから使うのをやめよう」と主張しているわけではない。正しい知識をもとに安全に利用してもらおうと、そのノウハウを伝授する。「FB上の『友達』は、何人までにするべきなのか」、「自身のFBを検索されない方法とは」といった具体的な項目について、有益なアドバイスを得ることができる。

   2012年6月22日、新書の販売と電子書籍ダウンロードが始まった。

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