「銀座線車両の技術変遷展」東京・地下鉄博物館で開催

   公益財団法人のメトロ文化財団が運営する「地下鉄博物館」(東京都江戸川区)では2015年3月10日から、特別展「銀座線車両の技術変遷展」が開催される。4月19日まで。

銀座線車両の技術変遷展
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日本初の地下鉄車両である1000形から最新の1000系まで

   特別展では、東京メトロ銀座線の車両にスポットを当て、日本で最初の地下鉄車両である1000形から最新の1000系までの車両技術の変遷を、写真パネルなどで紹介する。

   日本初の地下鉄(現在の銀座線)は1927年(昭和2年)12月に開業。これに合わせて製造された1000形は、安全性を最優先に設計され、全鋼製の車体、自動ドア、自動列車停止装置などの技術が採り入れられた。

   その後の車両もさまざまな工夫がなされ、12年4月に銀座線で運転を始めた最新の1000系車両には、騒音振動を減少させた台車、省電力化したモーターのほか、車内にLED照明を採用。外観は、開業当時をしのばせるレトロ調に仕上げられた。13年5月には、鉄道友の会が選定する「ブルーリボン賞」を地下鉄車両として初めて受賞している。

   開館時間は午前10時~午後5時(毎週月曜日は休館日)。入館料として、大人210円、子ども(満4歳以上中学生以下)100円が必要となる。

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