日清食品、カップヌードル専用の「縄文土器」発売! 価格は5万9800円

   日清食品は2017年11月6日10時、「カップヌードル専用 縄文DOKI★DOKIクッカー」を15個限定で発売する。日清食品グループ オンラインストアで。価格は、5万9800円(税込)。

「カップヌードル専用 縄文DOKI★DOKIクッカー」
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「日本の食文化史上の二大発明」

   「カップヌードル専用 縄文DOKI★DOKIクッカー」は、縄文土器の形をした、カップヌードルを調理する専用の器だ。

   カップ状の下部と飾りがついた上部がセパレートする仕組みで、下部にはカップヌードルをそのまま、すぽっと収納できる。器の上部は、カップヌードル調理時のフタ止めとして最適。調理後は、箸置きにもなる。下部は、正面にカップヌードルのロゴがある。ちなみに、食器洗浄機では使用不可。

   日清食品がこの器を発表したのは、2017年9月。国宝誕生120周年を記念するプロジェクト「国宝応援プロジェクト」の一環だった。愛知の瀬戸本業窯が成型から焼き上げまで全行程を担当し、日本文化の雑誌「和樂 (わらく)」(小学館)が監修を務め、国宝の「火焔型 (かえんがた) 土器」を所蔵する新潟県十日町市博物館が公認した。

   「和樂」の編集部は2017年11月1日、縄文土器とカップヌードルについて「日本の食文化史上の二大発明ともいえる存在が縄文土器とカップヌードルだからです。このふたつの登場以前と以後では、食文化のみならず日本人のライフスタイルが変わりました」などとツイッターで解説した。その上で、双方の共通点を

「縄文土器の下の部分、ちょうど食料を保存する場所とカップヌードルの形がまったく同じ。さらに、瞬間油熱乾燥法でつくられた麺の形が縄文土器の文様にそっくり!」
「カップヌードル誕生で安藤百福を最後まで悩ましたのは上の口が広いカップにどう麺を入れるかと言うこと。安藤はカップに麺を入れるのではなく麺を置いてカップをかぶせればよいことに思い至る。火?型土器(編注:縄文土器の1種)も容器を上からかぶせたような姿で出土。残存率95%という驚異の姿をとどめた」

と説明し、「すごく真面目な企画なんですよ!」と続けた。

   日清食品は「職人の手作りですので、形やサイズ、色は1点ずつ異なります」としている。

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