「円高」で下押しリスク強まる 月例報告、景気判断は据え置き

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   内閣府が2010年9月10日に発表した9月の月例経済報告は、景気の基調判断を据え置いたものの、最近の円高基調に伴う輸出の悪化などを懸念した内容になった。

   景気の現状について、「引き続き持ち直してきており、自律的回復に向けた動きもみられるが、このところの環境の厳しさは増している。また、失業率が高水準にあるなど依然として厳しい状況にある」と表現した。

   8月の月例で「下げ止まっている」とした設備投資は「持ち直している」としたが、輸出は「緩やかに増加している」から「このところ増勢が鈍化している」に、国内企業物価は「緩やかに上昇している」から「このところ横ばいとなっている」に下方修正した。

   先行きについては、「為替レート・株価の変動などにより、景気が下押しされるリスクが強まっている」とした。デフレの影響や雇用情勢の悪化懸念も依然として残っている。

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