韓国サムスンが五輪委員会に「圧力」? 選手がライバル企業のヘッドフォン着用で

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   ロンドン五輪のオフィシャルスポンサーである韓国のサムスンが、選手が試合前後に着用している「beats by dr.dre」というヘッドフォンの使用禁止を求めて、五輪委員会に「噛みついた」と話題になっている。

   このヘッドフォンは英国や米国、中国などの多くの選手が愛用しており、サムスンの競争相手である、台湾を拠点にするHTC傘下の製品という。

ヘッドフォンの「宣伝になる」

   今回のロンドン五輪でも、多くの選手が試合前後にお気に入りの音楽を聴きながら、自らをリラックスさせたり、精神を集中させたりする姿がテレビの映像に映し出されている。それは試合に臨む前などの選手たちの、ごく自然な表情だと思われていたはずだ。

   ところが、選手たちのそんな姿に、ロンドン五輪のオフィシャルスポンサーのサムスンが圧力をかけた、と中国メディアの新浪網(2012年8月6日付)が報じた。

   問題となったのは、「beats by dr.dre」というヘッドフォン。多くの選手たちの支持を集めているのだそうだ。

   しかし、サムスンがこのヘッドフォンの使用禁止を五輪委員会に働きかけたことによって、英国人選手たちは会場内での使用を禁止されてしまった。

   さらに五輪委員会は参加国の代表団に書面を送付し、公式スポンサーを尊重することの重要性を強調したことが伝えられている。

   国際五輪委員会の第40条規定では、「会場の内外にかかわらず、選手は公式スポンサーではない商品を宣伝することは許されない。五輪主催者は違反した選手を処罰、あるいは資格剥奪する権利を有する」と記されている。

   どうやら、サムスンの言い分は「beats by dr.dre」のヘッドフォンを愛用している選手がテレビに映るたびに、この商品の「宣伝になっている」ということらしい。

   HTCは、サムスンにとってスマホ市場での世界的なライバル。多くの選手が使用しているのでテレビに映る機会が多くなり、それにより公式スポンサーでもない、しかもライバル企業の商品の露出度が高まることが許せない、というわけだ。

   これに対して、多くの選手たちは「規定がおかしい」と反発しているという。

機能性とデザイン、ファッション性の高さで大人気

   ところで、「beats by dr.dre」のヘッドフォンは、どれほどの人気なのだろう――。「beats by dr.dre」は、ヒップホップで最も影響力のあるプロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)氏が全面的に監修しているヘッドフォンのブランド。

   ハイクオリティを追求するプロのDJから世界のトップアーチストまでが愛用するとされる逸品で、機能性とデザイン性の高さで人気を呼んでいる。日本でも有名な歌手のレディ・ガガさんは、デビュー当時からお気に入りとのこと。

   セレブも愛用者が多く、ファッション性も高い。すでに社会現象化しつつあるともいわれ、「beats by dr.dre」を狙った強奪事件が米ニューヨークで頻発するほど。ヘッドフォンで音楽に夢中になり、周囲に気づかないうちに襲われて強奪されてしまうそうだ。

   五輪もスポンサーで成り立つ以上、スポンサーのライバル企業の商品を「宣伝」されては五輪委員会も無視はできまい。しかも、人気商品であるなら、なおさらだろう。報道されている「圧力」がどの程度のものかは定かでないが、サムスンが気が気でないのもわからないではない。もっとも、かえってライバルの商品を宣伝することになったという見方もあるが。

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