東北にグリムの夢の世界を! 「日本メルヘン街道」構想【岩手・花巻発】

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メルヘン街道の実現を話し合う関係者=花巻市西宮野目の結海で
メルヘン街道の実現を話し合う関係者=花巻市西宮野目の結海で

(ゆいっこ花巻;増子義久)

   「将来に夢を持てるような復興を…」―。東日本大震災から1年9ヵ月たった11日、震災をきっかけに誕生した、かけはし交流産直「結海」(花巻市西宮野目)で「日本メルヘン街道創設準備人会」が開かれた。今年は「白雪姫」や「赤ずきん」などを収録したドイツのグリム童話集が発刊されて200年目。参加者 たちは「壊滅的な被害を受けた東北にグリムのような夢の世界を築くことができれば…」と構想の実現を誓い合った。


   この日は構想の提唱者である岩手県立大学名誉教授の米地文夫さんが「日本メルヘン街道の大槌・釜石―花巻・北上―秋田県五城目ルート」の概要について説明。「イーハトヴルート」と名付ける街道筋には宮沢賢治・佐々木喜善(「遠野物語」の民話収集者)・故井上ひさしのメルヘンの世界が広がっているとした。一方、花巻開祖の士として知られる北松斎の弟、「北弾正」は秋田(安東)氏と戦って非業の死を遂げ、その霊は五城目町の神社に祀られているという伝説を紹介し、「なまはげルート」(花巻―五城目)の縁(えにし)の不思議を指摘した。


   この日の集まりには地元・花巻のほか、井上さんの義姉の井上淑子さん(釜石市)や佐々木健さん(大槌町生涯学習課長)、画家の高野菜美子さん(北上市)、五城目町職員など関係市町から約10人が参加。NPO法人「ガバチョ・プロジェクト」の副理事長を務める井上さんが「井上ひさし記念館」や「ひょうたん島ミュージアム」の建設計画などを披露。一同は「日本海と太平洋を結ぶこの街道にはメルヘンチックな空気が充満している。子どもたちに夢を与えることができるようなポスト震災を目指したい」と抱負を語った。


   あの震災時、大槌町の観光ホテルに宿泊していた五城目町などの老人クラブの一行がホテル従業員の決死の救出劇で全員が無事、帰還した。「結海」はこの縁がきっかけとなって中間点の花巻市に今年5月にオープンし、メルヘン街道の構想が持ち上がった。今後は日本グリム協会の橋本孝会長ら十数人の準備人会や顧問 団を組織し、実現に向けた動きを加速させることにしている。



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