大雪で平日売り上げ4、5日分吹っ飛んだ! かっぱ寿司、過去最大の赤字計上の一因

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   回転寿司チェーンの「かっぱ寿司」を展開する、東証1部上場のカッパ・クリエイトホールディングス(HD)が、過去最大の赤字を計上する見通しとなった。

   その理由の一つが、2014年2月に首都圏などに2週続けて降った大雪による客足の落ち込みだという。

土・日曜日の売り上げは、平日の2倍にのぼる

大雪が追い討ち! 「かっぱ寿司」の赤字は過去最大に(画像は、「かっぱ寿司」のホームページ)
大雪が追い討ち! 「かっぱ寿司」の赤字は過去最大に(画像は、「かっぱ寿司」のホームページ)

   カッパ・クリエイトHDは2014年2月24日、この2月期連結決算の業績予想を下方修正した。税引き後利益の赤字額が従来予想の42億円から約1.8倍に膨らんで、74億円に拡大する見通し。2期連続の赤字で、赤字額は13年2月期の22億円を大きく上回った。

   売上高は931億円から925億円に引き下げ、営業赤字は9億4000万円から21億円と、従来予想の2倍を超える見通しだ。

   赤字が膨らんだ最大の理由は、業績不振店舗の見直し。この下期に49か店を一気に閉店。これに加えて、新たに5か店を閉店することを決め、さらに業績不振の12か店の固定資産について将来の回収の可能性が立たないことから、減損損失として14億6000万円を追加計上した。

   閉店に伴い発生する損失1億2000万円とともに、すでに計上済みの損失に加えたことで、通期の特別損失の合計額は51億円に膨らんだ。

   それに2月の記録的な大雪が追い討ちをかけた。大雪が降った2月8日は前年同日に比べて5割弱、15日は3割の大幅減となった。「かきいれ時の週末に、2週続けて大雪に見舞われたことが売り上げに響きました」と、肩を落とす。

   土・日曜日の売り上げは、平日の2倍にのぼる。「今回の大雪は、お客様もそうですが、従業員が来られず店を開けられなかったり、物流が滞ったことで廃棄処分せざるを得ない材料が出たり、その後も仕入れが間に合わなかったりと大きな混乱が続きました。平日で4日~5日分相当の売り上げが丸々なくなったようなものです」と話す。

元気寿司との業務提携でコストダウン狙う

   そもそも、カッパ・クリエイトHDの売り上げ低迷のきっかけは、「1皿88円」の低価格路線からの脱却に遅れたことがある。

   景気の回復とともに、「新鮮で好きなネタが食べられる」と店側に直接注文できて手元に運んできてくれる「新幹線レーン」の利用が、増えたことで、「回っている寿司」の廃棄が増えるなど、かえって効率が悪くなった。

   円安による魚やコメなどの原材料費や物流コストの高騰も響いた。

   ただ、業績は不採算店舗などの整理を進めたことで、売り上げや客数とも、ようやく上向いてきた。2014年2月期の上期(13年3月~8月期)の売上高は前年同期に比べて0.1%減に踏みとどまり、13年11月以降は客単価もプラスに転じた。

   13年11月には元気寿司と業務提携を結び、店舗やメニューの共同開発や、物流や仕入れの共通化を進め、コスト削減に取り組むことになっており、「今春から具体的に動き出すところ」という。

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