イルカ問題は「世界からのイジメ」 和歌山知事発言に「もっともだ」の声

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   「世界からのイジメのように感じる」―――和歌山県の仁坂吉伸知事が2015年5月13日の定例記者会見で語った言葉について、ネット上では「もっともだ」、といった意見が出ている。

   知事発言は、世界動物園水族館協会(WAZA、本部スイス)が、日本動物園水族館協会(JAZA)を会員資格停止にした問題に関してのものだ。同県太地町での追い込み漁で捕獲したイルカを展示しているのはけしからんとし、入手をやめるよう通告していたが、JAZAの説明も聞かずに一方的に処分が下された。

  • 和歌山県は世界中からイジメを受けている?(画像はイメージ)
    和歌山県は世界中からイジメを受けている?(画像はイメージ)

太地町のイルカを入れなければ会員資格は復活する

   県の資源管理課によれば、太地町の追い込み漁が世界的に全くの誤解を受けることになってしまった。イルカを傷つけずに捕獲、捕獲したイルカの餌付け技術は世界に誇るほど高い。それが反捕鯨団体のキャンペーンでおかしな方向に行ってしまい、何が問題なのか、どう解決したらいいのか見えにくい状況にある。知事はそんな状況に業を煮やしていて、

「相手は政府ではないため難しい。イジメのように感じる」

といった発言に繋がったとしている。イルカ以外の天然の動物の捕獲はどうするのか、という事も含め、なぜ太地町の追い込み漁だけが敵視されるのか訳が分からない、ということらしい。

   JAZAに話を聞いてみると、太地町の追い込み漁で獲れたイルカを日本で展示しているとして、欠席裁判でWAZAによる非難決議が最初に出されたのは2004年だった。JAZAは食料としての捕獲と展示目的の捕獲では方法が違う、と抗議し決議は取り下げられWAZAは謝罪したが、これでこの問題は収まらなかった。JAZAはWAZAと協議をしながら、展示用イルカの捕獲方法や技術を発展させ、14年8月にWAZAの首脳陣を招き何の問題もない事を納得させることができたと思った矢先の14年11月、WAZAはインドで総会を開き、JAZAに対して今後2年間、太地町で捕獲したイルカを入れないと約束しなければ会員資格を停止すると発表した。JAZAは太地町のイルカについてはWAZAと協議しており了承済みだと拒んだが、15年4月21日にWAZAの倫理委員会が会員資格を停止することを決めた。ただし、1か月後の5月21日までに太地町のイルカを入れないことを決めたならば、会員資格は復活するという条件付きだった。

「捕獲でも、繁殖でも、飼うことには変わりない」

   日本国内には現在270~280頭のイルカが展示されていて、うち20頭ほどが太地町で捕獲されたイルカだ。太地町では年間170頭が展示用で捕獲され、日本国内にはそのうちの20頭が入り、残りは中国、中近東の水族館などに輸出されている。JAZAによれば、太地町の追い込み漁の歴史が長いこともあり、傷つけずに捕獲する技術は非常に高いため、水族館などは安心して仕入れることができる、という。ただし、会員資格が失われることになれば希少動物の血統管理情報や、海外の動物園・水族館のタイムリーな情報が得られなくなるほか、海外の動物園・水族館との交流にも支障がでる可能性もあるという。

「会員である以上は会が決めた事には従わなければならない。会に残るかどうかは国内の動物園・水族館関係者と十二分に協議を行って結論を出すことになる」

と話している。今回の仁坂知事の「イジメ」発言に納得する人がネット上では多くいて、イジメではなく「差別」なのではないか、と考えている人もいる。

「日本以外の国なら『人道的』な方法で捕獲したので0Kとでもいうのか。世界中からの日本いじめです」
「虐めでは無くて過激な差別を受けているで良いと思うけどね」
「イルカだけが捕獲しちゃいけなくて、他に展示してる魚には 何も言わないとか意味が分からない」
「捕獲でも、繁殖でも、飼うことには変わりないわけだが」

などといった意見がネット上に出ている。

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