50万人超の中高生がネット依存の時代 親子ルール作成で未然に防ごう

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治療対象となる症状は

   治療の対象となるのは、ネットの過剰使用に加え、

   (1) 食事も摂らずネットに没頭し、低栄養状態になっている。

   (2) 座りっぱなしのため体力低下、骨密度低下がみられる。

   (3) 朝起きられない、昼夜逆転など、睡眠障害が起こっている。

   (4) ネットを取り上げられると暴言や暴力をふるってしまうなど、感情をコントロールできない。

   (5) 「課金をしすぎた」といった理由でうつ状態になっている。

など、明確な体や心の問題が生じている場合と、家族関係の悪化や遅刻、不登校、成績不振、退学など、明確な家庭的、社会的問題が生じている場合だ。

   国立病院機構久里浜医療センターでの治療法は、まず診察で採血、肺機能、骨密度、体力測定などの身体検査と、ネット依存傾向や精神疾患の有無などを調べる心理検査を行う。

   樋口氏「検査の結果を患者に見せるのはとても大事。患者が見て『まずいな』と思い、例えば体力が下がっていたらジムに行ったりウオーキングをしたりする。患者本人が問題を理解し、治療の意欲につながる」

   診察の後はカウンセリングや、8泊9日のキャンプなどのデイケアで、依存しているコンテンツをやめたりネットの使用時間を減らしたりして改善につなげる。健康状態や人間関係に著しく問題が生じていれば入院するケースもある。

   子どもの依存を未然に防ぐには、家族内でネットに関するルールを作るとよい。

   (1) ネットに接続できる機器を買う場合、親の名義で買い、子どもに貸し出していると明確にする。

   (2) 22時までにリビングの決められた場所に返す、自分の部屋には持ち込まないなど、機器の使用時間、場所、使用金額を指定する。

   (3) ルールは書面に残し、目につく場所に貼る。

   (4) 親子で一緒にルールを作る。

   (5) 親もルールを守る。

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