2018年 11月 16日 (金)

加藤千洋の「天安門クロニクル」(2)
ついに戒厳軍が動いた(下)投石と火炎瓶に発砲

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   天安門事件が起きた1989年6月3日。私が戒厳軍の動きを察知したのは午後10時40分から50分ごろだった。その時、北京市西部の繁華街・西単の北にある友人Aの自宅にいた。ある共産党中央機関の宿舎で、5階建てだったか、6階建てだったか、いまは正確に思い出せない。エレベーターのない旧式アパートで、最上階の友人宅を尋ねると、涼しいからとベランダに出て、缶ビールを飲んだ。蒸し暑い新月の夜だった。

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