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「下座の若手」が刺客に襲われた! この想定でバッチリ「着席マナー」

   ビジネスマナーの基本と言うべき「上座・下座」だが、社会人経験が浅いと意識せずに上座に着席してしまう場合もあるかもしれない。「そこ上座だから!」と、先輩に怒られてしまった経験があるという人もいるのでは。

   そんな「上座・下座」について、ちょっとユニークな覚え方がツイッターで投稿され、話題になっている。

エレベーターや電車のボックス席では・・・

くせ者じゃ
くせ者じゃ

   「上座・下座」は覚えておかねばならないマナーということで、多くのサイトで解説されている。

   例えばビジネス情報サイト「リクナビNEXTジャーナル」(2015年8月22日掲載)では、上座は出入り口から最も遠い席で主賓、役職の高い人、目上の人、客などが座る。下座は出入り口に最も近い席で、役職の低い人、目下の人、幹事などが座る席としている。

   エレベーターでは操作ボタンの前が下座でその真後ろが上座、タクシーでは運転席の後ろの席が最上席で助手席が下座、電車のボックス席では進行方向へ向かう窓側の席が最上席で進行方向と逆向きの通路側の席が下座など、様々なシチュエーションでの上座・下座が解説されている。

「わかりやすいw」「勉強になりまする...」

   こうした説明を一生懸命覚えても、上座・下座の判断がつきにくく戸惑ってしまう空間もあるだろう。そんな時にも使えそうな覚え方が、ツイッターで紹介されている(15年12月10日)。

「新社会人やら飲み会の時期やらになると『どこが上座でどこが下座か』って話が出てくる気がするけど、私は『刺客に襲撃されたとき一番最初に撃たれて死ぬ場所が下座と覚えろ』と習った」

   これが20時間足らずで8800リツイートを超えるほど拡散されている(12月11日夕現在)。「わかりやすいw」「教えた人すごい」「勉強になりまする...」など、「目からウロコ」との声が寄せられている。「上座・下座」の判断に苦慮していた人は予想以上に多そうだ。

「私は『刺客に襲撃された時、真っ先に斬りかかられる場所が下座だ』って言われた......。一発で覚えた」

と、同じように教わった人もいるようだ。

刺客の「武器」めぐり場外戦

   一方、

「この理屈でいくと刺客の使う武器に左右されるなぁ...、刃物や鈍器だったら接近するし、銃での狙撃だったら自分の位置を悟られにくい場所から狙う。上座下座なんて通用しない。刺客だって場の下調べくらいするよw」
「『撃たれて』という表現からして、刺客は銃を持ってるね。なら一番最初に死ぬ場所は上座だろ。飛び道具があるなら、一番偉そうな奴を狙ってくるだろうし。刺客がナイフ持ってるなら一番危険なのは下座で正しい」

との反論も寄せられ、盛り上がっている。(MM)