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コロナ禍で運動不足 マンネリ生活にあえて「健康」を取り入れる!【ひろ子ママの教訓 その39】

   きょうは久しぶりにOさんがいらっしゃっています。お顔がまん丸ですね。コロナ太りですね。

「そうなんです。昨年からのコロナ太りに加えて、お正月太りも加わり、今のようになりました。50代を過ぎてから健康には気をつけていたつもりですが、昨年の健康診断を受けた結果が戻ってきて、さらにガックリしているところです」

   しばらくは今の在宅スタイルの生活が続きそうですね。運動不足、お正月太りの解消を2021年の目標に入れてみてはいかがでしょう。ポイントは在宅勤務の中に、生活のメリハリを作ることです。

  • あえて運動の時間をつくりませんか?
    あえて運動の時間をつくりませんか?
  • あえて運動の時間をつくりませんか?

在宅勤務の生活にあえて「運動」の時間を作り出す!

   ビデオリサーチの調査によると、コロナ禍において体調の変化を感じている人は2020年7月時点で7割に達しているそうです。さらに寒い季節には運動量が減っていることで、今後ますます健康に影響が出てくると予想されています。

   在宅勤務の増加、外出の減少により行動がパターン化し、メリハリのない生活はストレスに繋がります。この制限のある生活だからこそ、意識してメリハリを作り出しましょう。

   たとえば、コロナ禍以前、東京都内で電車に乗ってどこかに出かけていた頃は、歩数を気にしなくても勝手に1日8000歩くらい歩いていたものでした。出勤、買い物など日々の生活の中に、勝手に運動が組み込まれていたんですね。

   ちなみに、私は一回目の緊急事態宣言が出された頃から継続的に運動、散歩で毎日8000歩は歩くように心がけています。4~9月頃までは過ごしやすい季節のせいか、散歩をしている人とよくすれ違いましたが、昨秋から冬、現在にかけては散歩している人が減っている実感があります。

   また、年齢を重ねていくにつれ、自然と代謝や筋肉量が落ちてきます。やはりあえて運動する時間を作ることが大切です。痩せるというよりは筋肉量を減らさないという目標にしてもいいかもしれません。

   運動の時間を作る出す工夫として、以下がオススメです。

・以前出勤に使っていた時間に散歩を埋め込む
・スマホのアプリで歩数を計算
・体重計に毎日のる(体脂肪計があるものがオススメ)

   運動量が減り、筋肉量が減ることで

・体力が落ち、疲れやすくなる
・血流が悪くなり、免疫力が下がる
・肩こり、腰痛に繋がる

   体力面だけでなく、うつや不眠、認知症に繋がることもあるそうです。コロナ禍が落ち着いたら、今はできないけど、我慢していることや、やりたいことを思いっきりできるように万全な体調に整えておきましょう。

在宅勤務の生活にあえて「食事」にメリハリをつける

   運動以外にも、在宅時間が増え外食が減ったことで、食べ物に対してのメリハリもなくなっています。株式会社ネオマーケティングが行なった「withコロナ時代の自分磨き」という調査の中に「自粛中の体重の増減」と「家にいるときに間食する食べ物ランキング」があります。

   コロナ禍において体重が増えた人は、間食にチョコレート、スナック菓子、アイス類を食べ、体重が減った人は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品を食べているようです。何となく口寂しいからという理由での間食は辞め、ご褒美としてチョコレート、たまにスナック菓子くらいにしてはいかがでしょう。

   ちなみに、Oさんはコロナ禍の前は毎日スナック菓子を1袋平らげていましたか?

「いや、まったく食べていませんでした」(Oさん)

   スナック菓子を食べる代わりに、その分を貯金してみてはいかがでしょうか。貯金もできて健康にもなり、一石二鳥です。

   コロナ禍以前よりも運動量が減り、間食が増えているとしたら、健康になるわけがありません。在宅勤務が始まった頃は運動をしていた人も、だんだん過ごし方がマンネリ化してきて、運動をしなくなってしまったという話も聞きます。ストレスでお菓子の量が増えてしまったという人もいますね。

   健康管理は自分で行うしかありません。ぜひ、今年のテーマに「健康」を入れ、コロナ禍生活のマンネリ化から抜け出しましょう。(ひろ子ママ)