ジャーナリスト/法政大学社会学部メディア社会学科准教授 藤代裕之さん
図1:「アドネットワーク」という仕組みがなかった時代は、広告主は媒体(WEBサイト)を指定して、個別に広告掲載を依頼していた。
図2:広告媒体を束ねる「アドネットワーク」という仕組みが登場すると、広告主は媒体よりも「読者層」などの条件を指定して出稿できるようになった。これにより、効率的、かつ効果的に出稿できるというメリットがある一方、「どのサイトにどの広告が出ているのかがわからない」というデメリットもある。広告関連技術は急速に進化しており、現在はさらに複雑になっている。