2024年 5月 4日 (土)

乾電池式はもう古い? 「ケータイ充電器2.0」登場

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

次世代型「リチウムポリマー充電池」を採用

携帯ストラップとして持ち運べるほど、小さくて軽い
携帯ストラップとして持ち運べるほど、小さくて軽い

   アスコジャパンは約1年かけて、この新しいケータイ充電器を開発した。リチウムポリマー電池を使った最新型。一番苦労したのは安全性だった。

   リチウム系の充電池は高い密度のエネルギーを蓄えられるため、ノートパソコンや携帯電話の内部バッテリーとして活用されているが、液漏れや発火などの事故も起きている。いかにして安全性を確保するかは大きな課題だった。

「携帯電話は同じキャリアでもさまざまな機種が出ているので、それぞれの携帯電話で問題がないか、1つ1つ確かめるのが大変でした」

   リチウム系充電池として現在主流のリチウムイオン電池ではなく、リチウムポリマー電池を採用したのも、安全性を考慮したためだ。

「リチウムイオン電池は電解質として液体を使用していますが、リチウムポリマー電池は半固体状のポリマー樹脂を使っています。そのため、液漏れの心配がありませんし、膨張や発熱といった危険性も低くすることができます」

と深澤さんはリチウムポリマー電池のメリットを説明する。

   さらにポケットチャージーでは、発熱などの危険を防止するため、IC回路によって電流や電圧、内部温度を制御するようにしている。たとえば、一定の温度を超えると保護機能が働いて、充電が止まるように工夫した。

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