2019年 12月 8日 (日)

ゆるさは作り込まれた作風 しりあがり寿「ユルメーション大集合!」展

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   ゆるめのアニメーションだからユルメーション。しりあがり寿さんは自分の作る動画をそう呼んでいる。そのユルメーション作品はしりあがりさんのホームページでもゆらゆらと世界を見せているけれど、それが20坪ほどの会場にひしめき合っている。「ASK? art space kimura」という東京、京橋のギャラリーで今、見ることができる(1月10日まで。12月28日から1月5日までと日祝は休廊)。

「20坪」にひしめくユルメーション

東京・京橋で09年1月10日まで開催中
東京・京橋で09年1月10日まで開催中

   縄跳びを続けるオヤジたちの姿を延々と見せる作品「rope」が何種類もある。やはりオヤジたちが何かをしているシーンを見せる「piece」という作品がある。徳川15代の名前を連呼する歌(これが耳に残って仕方がない)にあわせて、ラッキー池田の振り付けで動くやはり線画のオヤジたち、同じく干支を連呼する歌と踊るオヤジたち。3000枚ものオヤジの顔がどんどん現れるメインビジュアル。まさに今のしりあがり寿さんの世界がこの風景だ。こんなにしっかりと動画でも作風が作れる彼は天才だなと思う。そしてこの世界は彼の絵としっかりつながっている。


◆坂井 直樹 プロフィル

坂井直樹氏
ウォーターデザインスコープ代表/コンセプター。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科教授。1947年京都市出身。京都市芸術大学デザイン科入学後、渡米。サンフランシスコでTattoo Companyを設立。ヒッピー達とTattooT-shirtを売り、大当たりする。帰国後、ウォータースタジオを設立し、日産「Be-1」「PAO」のヒット商品を世に送りだし、フューチャーレトロブームを創出した。2004年デザイン会社、ウォーターデザインスコープ社を設立し、ケイタイを初めとした数々のプロダクトを手がける。現在auの外部デザイン・ディレクター。07年9月、新メディアサイト「emo-TV」を立ち上げる。同年12月には、日常の出来事をきっかけにデザインの思想やビジネスコンセプトを書きつづった「デザインの深読み」(トランスワールドジャパン刊)を著した。

>>>emoTV ムービーのココロミ

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